余白とルール/商材よりも人を育てる

昔WEBライターをやっていた頃。

あるメディアに雇われていて時給で記事を書いていました。

で、時間換算するとどうやっても、世の相場よりももらってしまっているし、その生産性をFBをされたこともありませんでした。

前職の不動産広告営業で、少なくとも時給の2倍は稼がないと首だ、と言われていたのとは大きな違いで、あるとき編集長に聞いたことがあるのです。

時間給でいいのか。生産性はこれでいいのか?

答えは簡潔で、君はクリエイターだから別に良い。数字目標とかルールを課すと、かえって質が下がってしまうんだ。

そうか、クリエイティブには余白が必要なのだ!とそこで気がつくことができたのです。

SGの仕事は、営業的要素もありつつ、その本質はクリエイティブです。一人一人がタレントとなって、名前と能力を売っていく必要があるのです。

商材が売りなのではなく、人が売りなのです。

人は商材を売るための部品なのではなく、人を輝かすための仕事なのです。

その場合、余白をもちいるか、ルールをもちいるか、それはもう、自明なのだと思うのです。

SGは余白にこだわる。ルールに逃げない。

ルールを課せば課すほど、人を簡単に動かすことが出来るようになります。

でも、そこにはクリエイティブはないのです。

ルールに従って人を足し算引き算して、商品の売上を達成する。一部の経営陣が考えるだけで後はそれに従うだけ。ルールの中で成果を上げることを現場は求められるだけ。

これはまさに軍隊的なアプローチといえましょう。人間の命は単なる数にしか過ぎず、必要なことは戦いに組織として勝つこと・・・。

まさに頭でっかちな組織なのでしょう。指揮官が判断をミスったらそれで終わりなのですから。

SGはそういう組織を目指しません。

ルールは少ないのです。だからいろいろ勝手にやることができます。当然、ルールが少ない以上、考えなければいけません。単なる烏合の衆になる危険性もあります。

ルールが恋しい、もっと強制して欲しい。そういう人もいることでしょう。

でも、あえてルールを渡しません。一人ひとりが自分で考え、様々に乗り越えていく、つまりクリエイトしていく必要があるのです。

だから予算の設定も、KPIを設定して合理的に数字を迫ったりしません。各自が数字と向き合い、数字の設定も自分でやり必要となれば自分でKPIを設定して取り組んでいって欲しいのです。

数字はあくまで皆の力を引き出し、皆のやる気を引き出すための目標にしか過ぎません。その数字を達成することが目的ではないのです。

なぜなら――繰り返しになりますが――SGの目的は、商材を売ることではなく、また商材で世界を変えることではなく、一人ひとりがリーダーとなり、世界に向き合っていく人材になっていくことだからです。

だから予算の設定も、生産性の目標もすべて、皆の力を引き出すように設定します。そこへの皆へのプッシュも、見込の確認とか、反省文を書かせたりとか、数字を迫ったりとか、そういった機械のパーツを詰めるようにはしません。

一人ひとりがいかに当事者意識をもち、数字という一つのバーを乗り越えるために、自分を引き絞り真剣に向き合い、考えるか。

それを支援していきたいのです。

これはとても優しく、そして厳しいことです。

考えることほど人間が嫌いなことはないのですから。でも、考えることほど人間が幸福になる手段はないのですから、皆がより考えるようにどうすれば良いかと、向き合っていきたいと思います。

他人を変えることはできない。変わることしかできない。

という真理は、企業における一つ一つのルールにおいても同じなのだと、そう思うのです。

そしてそれをSGの文化として根付かせるよう、取り組んでいこうと思うのです。

 

blog の紹介

サポート行政書士法人のスタッフが更新するブログです♪
カテゴリー: 中山 祐輔   パーマリンク

コメントは受け付けていません。