責任
投稿日:2024年2月24日
こんにちは。名古屋支店の粟田です。
仕事柄、公務員の方と話すことが多いです。
特に許認可では、審査担当の専門官と打ち合わせすることが多いのですが、
最近はどこの行政庁も人手不足で、ベテランの人に業務が集中してしまっているようです。
先日も、とあるベテラン専門官からこんなボヤキが。
「最近は役職につくのが若すぎるんです。
僕らの時代は、係長になるのも30代後半でしたが、今は20代ですよ?
しかも、役職についてモチベーションが上がるのかと思いきや、
若者の中には『偉くなりたくない』という人が多くて・・・
どうやら、責任ある立場から何とか逃れたいみたいですね・・・」
確かに、「責任を取る」と聞くと、ネガティブなイメージを連想する人も多いでしょう。
でもよく考えると、責任を取れるということは、それだけ一人前になったということではないでしょうか。
ちなみに、「責任感がある人」と言うと、なんだかポジティブに聞こえますよね。
日本語って不思議ですね・・・
今後は、人材不足の影響で、若い人が役職者に抜擢されることも多くなってくると思います。
抜擢された時、「よしチャンスだ!」と思えるかどうかが、
リーダーに求められる最低条件であり、一番重要な資質かもしれません。