粟田 恭平

責任

image_print

こんにちは。名古屋支店の粟田です。

 

仕事柄、公務員の方と話すことが多いです。

特に許認可では、審査担当の専門官と打ち合わせすることが多いのですが、

最近はどこの行政庁も人手不足で、ベテランの人に業務が集中してしまっているようです。

 

先日も、とあるベテラン専門官からこんなボヤキが。

「最近は役職につくのが若すぎるんです。

 僕らの時代は、係長になるのも30代後半でしたが、今は20代ですよ?

 しかも、役職についてモチベーションが上がるのかと思いきや、

 若者の中には『偉くなりたくない』という人が多くて・・・

 どうやら、責任ある立場から何とか逃れたいみたいですね・・・」

 

確かに、「責任を取る」と聞くと、ネガティブなイメージを連想する人も多いでしょう。

でもよく考えると、責任を取れるということは、それだけ一人前になったということではないでしょうか。

ちなみに、「責任感がある人」と言うと、なんだかポジティブに聞こえますよね。

日本語って不思議ですね・・・

 

今後は、人材不足の影響で、若い人が役職者に抜擢されることも多くなってくると思います。

抜擢された時、「よしチャンスだ!」と思えるかどうかが、

リーダーに求められる最低条件であり、一番重要な資質かもしれません。