Q&A

Q&A「女性の活躍」

image_print

★女性の活躍★

2015/3/24に開催された企業セミナーにて寄せられたQ&Aをまとめました。
「女性活躍」についてのコーナーでの質疑ですが、弊社への応募を希望する方皆さんに
目を通していただきたい内容です。
<このQAの回答者>
新宿本社 行政書士 増野 佐智子
社会人歴12年目・SG歴9年目/転職歴あり/前職は大手都市銀行の総合職/既婚

実際、どんな女性が活躍していますか

芯があって素直、ハツラツとしている女性が多いです。
特に、人の為に一生懸命頑張れる女性が多いのも特徴です。

学生の方から
「こんなに仕事を楽しんでいる女性ばかりの会社は初めて」
と言っていただくことも多く、
「人財」は弊社の自慢&誇りです。

今後、さらにどんなことに注力したいと考えていますか?

社会全体として、自分達の代で、 女性活躍のロールモデルを社会に多く生み出すことに使命感を感じています。
今女性の社会進出を支援する追い風がふいていますが、
まだまだギャップがあります。
SGを一歩出ると、出産後職場復帰がかなわず退職した女性、
責任ある業務に復帰できずに悩んでいる女性、
そして、男性陣に負けまいとがむしゃらに働き
体調を崩したり家庭がうまくいかない女性等、
ワークとライフの調整に悩んでいる女性を、たくさん知っています。
SGには、社員それぞれの状況や環境を受け入れた働き方を
創造していこうとする環境があります。
従業員も、社内の制度作りや働き方作りに
積極的に関わることができます。

自分がこうした恵まれた環境にいることを社会に還元していく為にも、
自分自身が「長く社会で活躍する女性の ロールモデル」の1つになれるよう
試行錯誤を続けていきたいと思っています。そんな私達の姿を見て、
1人でも多くの学生さんが、「自分も働き続けたい」「自分にもできるかも」
と夢を広げてもらえると嬉しいですね。

家庭・育児と両立するために必要なことは何ですか?

社会・社内・家族など、周囲との「協働・協力」が大切だと感じます。
一人で何でもこなすスーパーウーマンよりも、
周りの協力や支援を気持ちよく引き出し、周りを輝かせられるような女性が、
結果的に、家庭も育児も仕事も全て満喫して輝いていますね。

ワークライフバランスを図るメリットはどう感じていますか?

メリットしかないです。ワークライフバランスを図る為の努力を通じて、
会社全体や社員それぞれに、とても良い循環が生まれていることを実感しています。
例えば、こんなサイクルです。
業務効率化→残業時間なし→会社は経費&リスク軽減。
社員はライフ充実&自己成長機会の拡大&仕事活力UP
→より効率化&社内の活気UP→成果UP→待遇UP→退職率減 等

要は、社員1人1人が輝くことで、会社全体も輝いているってことですね。

仕事で活躍するには、ライフ一部を犠牲にする必要はありますか?

「犠牲にする」という発想は一切ないですね。
むしろ、ワークとライフを上手に調整することで、
相乗効果が発揮されて、自分の日々の生活がイキイキと輝き始め、
充実度がどんどん高まっている実感があります。

特に私の場合、そのどちらかが欠けてもダメなタイプで、
ワークもライフも両方が充実しているからこそ、
今、毎日楽しく濃い時間を過ごせています。

女性でも、管理職など責任ある業務をどんどん任せてもらえますか?

性別や国籍等一切関係なく、どんどんチャンスが与えられます。
皆、任されるのが早すぎて驚く位です。

ただ、チャンスに気づけるか、チャンスをチャンスと思えるか、
変化を楽しんで挑戦できるか、チャンスに挑むベストな環境を作れるか…
この辺りで、そういう成長のチャンスをものにできるか、変わる気がします。

チャンスをしっかり掴める自分作り/環境作りを、
日頃から意識していきたいですね。

女性で有利なことや不利なことは何ですか?

しばらくは女性の方が有利なこと多い社会が続くと思っています。

また、特にSGの業務は〈女性の特性を活かしやすい仕事〉
〈女性がやりがいを感じて没頭できる仕事〉
〈自分の一生の武器ができる仕事〉なので、
女性の長いキャリアにとってはとても魅力的な要素が多いと思います。

不利なこと・・というか、男性よりもしっかり考えないといけないのは、
女性としてのキャリアのことですね。
行き当たりばったりだとやりたい時にやりたいことを
選択できなくなってしまう可能性が高いので、長く働きたい女性は特に、
計画的&戦略的に自分の行動を変えたり、
周りを上手に巻き込んでいく必要があると思います。

女性が働きやすいですか?

仕事柄、共感力・思いやり・貢献意欲・伝える力など
「女性の特性」を活かしやすい為、早い段階から女性が活躍するケースが多いです。
その為、社内に仕事を楽しんでいる先輩女性社員が多く、
先輩社員を参考に、キャリアビジョンや将来像を描きやすいことも特徴だと思います。

また、「キャリアを断絶せずに、しっかりと積み上げていくことができる」のも、
弊社の魅力だと感じています。

これまで、出産・育児のタイミングで、
それまでのワーク面での実績や努力が全てリセットされてしまい、
結局ワークに戻れない友人を多く見てきました。
せっかく積み上げてきたキャリアが、人生の節目に断絶されゼロに
戻ってしまい、結局戻れなくなってしまうんですね。

その点、弊社の場合、女性の特性を活かしやすいことに加え、
業務を通じて、専門家としてのスキル(もちろん資格も)が
自分の武器としてしっかり身につきます。
その為、出産・育児など比重がライフに偏りやすい節目の後でも、
女性ならではの感性や自分の武器になった知識や経験を
そのまま復帰後のワークに活かすことができます。

今後、結婚・出産・育児・介護・病気等、色々なリスクのある節目が来ても、
キャリアを断絶せずにいつからでも積み上げていけることは、弊社業務ならではの魅力です。
女性にとって嬉しい要素です。

女性のキャリアビジョンはどう考えたらいいですか?

行き当たりばったりではなく、
自分がやりたいことをやりたい時に「選択できる環境」を
計画的に作っていくことが大事だと思います。

女性が社会で長く活躍する上で、大事/重要なことは何ですか?

やはり、日頃から周り(社会、社内、家庭等)との
協働・協力関係作りが大事です。

男性社員との関係などで、やりづらいことはありませんか?

男女の仲もいいので、特にやりづらいことはないと思います。

よくいうセクハラやパワハラは、
もともとのコミュニケーションミスが影響していると思っています。

だって、向井理に「かわいいね」って言われたら嬉しいけど、
日頃から嫌がらせばかりしてくる傲慢男性上司に
「かわいいね」って言われたら
セクハラだと思う気も分かる気がしませんか。

要は「何を言われるか」ではなく、「誰にどう言われるか」によって、
受け止め方やその言葉の意味が全然変わって来ちゃうんです。
誉め言葉にも、ハラスメントにもなり得ちゃうんですね。

これは、基本的にコミュニケーションミスから来ていると思っています。
日頃からコミュニケーションをしっかりとり、
お互いに相手がどんな人で何を大事にしているのか今どんな状態か、
どんなアプローチが効果的な人なのか等を理解しあえていたら
(少なくとも理解しようと思えていたら)、
「言われた!→傷ついた!→ひどい!→ハラスメント!
(相手を攻撃するだけ)」なんてならないと思います。

SGでは、日頃からコミュニケーションを密にとって
相手の気持ちや状態に配慮した関係性がベースにある為、
こういったハラスメントを含め、やりづらさは全くないですね。
むしろ、「まずは自分の行動を変えよう」と考える社員が多い気がします。
ただ、やっぱり女性と男性って、違います。

これまで男女両方の部下をもってみてリアルに経験・実感したことを活かして、男性と女性の違いを意識した コミュニケーションを心がけています。

育休等の制度について教えて下さい。(取得日数、取得実績など)

産休・育休制度の他、時短勤務、在宅勤務、
メール1通でお休みが取れる等、社員の多様性をふまえて働き方を調整できる
様々な制度やルールがあります。

例えば、子供が小学校3年生になるまでは、
お休み・時短勤務・在宅勤務等、
様々な働き方を選択できるようになっています。

ただ、こういった制度も、日々変わっていきます。
「昨日のベストが今日のベストとは限らない」という姿勢で、
常に改善改善を繰り返している会社なので、数か月後には、
また新しい制度ができているかもしれません。
あとは・・・こういった制度があることもとても大切ですが、
実際に出産・育児などに直面した人達を見ていると、
2つとして同じケースはないんですね。
家族の協力体制も違えば、
その時の本人の状況や気持ちも色々と変わります。
そういった変わっていく可能性のある状況に
柔軟に対応していくには、今制度があるかよりも、
「制度を作れるかどうか」「制度作りに関われるかのどうか」、
その方が大事だなと思っています。

今のSGの制度が全てのケースに対応できる訳ではありませんが、
自分が今後どんな状況になっても、その状況をふまえて、
制度を見直したり働き方が自分に寄り添ってくれると思うと、
「なんでも来い」と思えるのは、幸せなことです。