社員ストーリー(業務編2)
SGでは、クライアントの“理想”を最適な形で実現する為、
クライアントの理想を先回りして、様々なリスクを想定して、
適時適切なコンサルティング支援を伴走型で提供しています。
これまでにも、たくさんのクライアントの頼れるパートナーとして、
クライアント×行政×SGで協働し、一緒に“理想”を現実に変えてきました。
これまでに達成した業務の一部をご紹介します。
[File:2 ビザ業務(配偶者ビザがほしい!)]
【相談の内容】
中国人男性と国際結婚したが、
配偶者ビザを取得できず、中国から旦那さんを呼べない…
▶Scene1:すでに3回の不許可
「配偶者ビザ」で夫を日本に呼ぶには、「生活が成り立つこと」という条件が必要です。
女性は妊娠中なので、無職。旦那さんも現在は中国で働いているため、日本では無職です。
2人とも無職となってしまうと、ビザが許可されません。
1度は自分で申請し、他の行政書士や弁護士に依頼したものの、結果はすべて不許可。
3回も不許可が続いているため、もうどの事務所も引き受けてくれないという状況に立っていました。
✓出産後に定職についてから夫を日本に呼ぶのが最善策
✓なぜ“出産前”の来日にこだわるのだろう…
▶Scene2:難題に挑戦!
妊婦さんが出産前のビザに拘る理由、それは
「両親が揃った家族へのあこがれ」
でした。
SG担当者はこの難題に挑戦することにしました。
✓妊婦さんの強い気持ちに心を打たれました
✓少しずつ解決の糸口が見えてきたような気がします。
【今回の課題】
「安定した収入が見込めること」
日本に来たあと、夫婦が安定して生活を送れることが立証できればビザが許可される可能性がありそうです。
▶Scene3:仕事探し
「安定した収入」を得るためにはやはり旦那さんに仕事についてもらう必要があります。
どんな仕事なら日本でもできるでしょうか?
妊婦さんにヒアリングをしている途中で、旦那さんは中国の生鮮市場で働いているとわかりました。
✓来日後、スーパーでなら即戦力となって働けそう!
✓その場でスカイプを使い、旦那さんと連絡
✓履歴書を作成!その日のうちに20軒のスーパーに郵送
▶Scene4:最後の交渉
3日後、とあるスーパーから面接したいという連絡が入りました。
しかし、日本に旦那さんはいません。
そこで、SGの担当者は、ノートPCを携えてスーパーへ行きました。
正式な面接とは認められないものの、スカイプで会話をしてもらうことに成功します。
ここから、SG担当者が交渉力を発揮します。
✓「日本に来て面接で問題なければ採用予定です。」
という書面をいただけませんか?
✓面接で問題なければ、なので御社に迷惑はかかりません!
店長は渋ったものの、なんとか書面を用意してくれました。
さあこれで、ピースは揃いました。
▶Scene4:結果は…?
必要なものは集まりました
いよいよ緊張の申請です。
スーパーの店長が作成した書類をこれまでの経緯とともに、入国管理局に申請します。
✓結果は無事に「許可」!
✓妊婦さんの役に立つことができました。
妊婦さんと旦那さんは無事に出産に立ち会うことができ、日本で幸せに暮らすことができています。