粟田 恭平

「ブレないこと」に価値はない

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名古屋支店の粟田です。

9月が終わりますね。

今年の夏休みは「瀬戸内しまたびライン」という瀬戸内海旅行に行きました。
高速クルーザーで瀬戸内海の島々を巡るツアーで、猛暑の中でも涼しさを感じながら快適に過ごせました。
私が参加したのは広島県の三原港から出発する西向きコースで、終盤には軍艦基地で有名な呉を訪れました。
昔から変わらない呉の迫力と、変わっていく海上防衛の最先端を同時に目にすることができました。

クルーズ船から見たいずも型護衛艦「かが」。空母に改修工事中でした。

仕事やチームづくりでは、日々「変わっていくこと」が求められます。
「君主豹変す」と言うように、リーダーは日々改善を行い、過去にとらわれない決断が必要です。
「前と言っていることが違う!」などと言って、その場で最適な決断ができないと、取り残されてしまいます。
一貫性やブレないことは称賛されがちですが、個人的には、状況が変わったらすぐに自分を変えられる人の方が尊敬できます。
イチローのブレない習慣が評価されるのは、ルールが変わらないスポーツの世界だからです。

刻々と状況が変わる私たちの仕事では、変化にうまく適応していかなければなりません。
変化をいち早くキャッチし、適応できる人でありたいです。