清水 侑

上長最適になってない?

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秋葉原の社内MTGで話題が出ましたが、


社内での判断の一部では、全体最適でなく、
(本人想像の)上長最適が染み付いている気がします。


つまり、「◯◯さん(上長)は△△と考えそう」です!笑
皆さん、たまにこれを聞きませんか?


本来、◯◯さんも自分の判断に沿って欲しいのではなく、
「全体最適は◇◇である」と考えて欲しいはずです。
むしろ◯◯さんは、自分で気づかなった全体最適の視点や
行動をもたらす部下に、


「お、、、、この人、できるな」と評価を上げるのではないでしょうか。


もちろん、私もそう考える1人です笑


それに、全体最適で考え続け、その能力が上がると、
全体最適で考える人同士の判断はほぼ同じになります。


なぜなら、全体最適の前提となる立場が同じだからです。
もし、立場が異なれば、全体最適の判断が異なることはありますが、
同じ会社の人間であれば、前提の立場は同じです。


経験上も、人間なので多少のずれはあるものの、
判断材料の情報が同じであれば、
判断のズレは許容範囲に収まることが殆どです。


なぜ上長最適になるかというと、おそらく、


「会社や周囲に責任を持って最善を尽くす」


のではなく、
「自分の案件や状況を楽に通したい」
「全体最適での思考が困難/面倒」


という理由が強い気がします。


気持ちがわからないでもないですし、
上長の考えを理解できる能力は必要ですが、


実際、最も成長して成果を上げているのは、
全体最適での思考と行動ができる人のように思います。