鈴木 徹司

日本人の宗教観

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鈴木です。

今日の午後は図書館に行ってきました。

できるだけたくさんの本を読みたいと思っていて、

月に30冊を目安にしています。

まだまだ知らないことばかりで、図書館は私にとって最も魅力的な場所のひとつです。

今日はひたすら読みまくり、読みかけも含めて、10冊くらいを読みました。

そのひとつが、五木寛之著の「仏教のこころ」

仏教の根幹に触れてみたいと手に取りました。

当初の思惑を離れて、印象的だったのが、

日本人の宗教観

結婚式は教会で、葬式はお寺で、時々の行事は神社で、という日本人の宗教観は、

欧米からは「シンクレティズム(混合の意味)」で否定的に見られています。

私自身も一貫性がないことに、何となくマイナスイメージを持っていました。

五木さんは、「字」も取り上げて、日本では、漢字、ひらがな、かたかな、ローマ字が混じり合っていると述べています。

「字」も「宗教」も文化そのものです。

日本人には、他のものを取り入れ、融合させる「寛容さ」があるというのです。

一貫性がないと卑下するよりも、どんどん取り入れる寛容さがある、とこれからは言いたい。

私もうれしいことに、日本人の特性を持っているようです。

あっさり五木さんの考え方を自分に融合させましたから。