鈴木 徹司

再就職のストレス

Print Friendly, PDF & Email
おはようございます。
鈴木です。

今日は、ダンスパーティに長女と出かけます。
ブログを読まれた方にダンスを辞めたの?とよく訊かれますが、
クラブを辞めただけで、ダンスは続けています。

さて、景気の後退が鮮明になってきました。
企業の採用意欲も減退し、今後再びリストラの嵐が吹くかもしれません。

雇用不安が増大するなかで、再就職が難しい、という切実な問題も起こります。

再就職ができない

真面目な自分に働く場がない社会がおかしい

と短絡的に思ってしまう人がいます。

一理ある論理ではあるのですが、結果として、その人をいい方向へとは導きません。

再就職ができない

真面目な自分に働く場がない社会がおかしい

ネガティブな印象を周りの人に与えるようになる

さらに再就職しにくくなる

まさに悪循環です。

再就職できない、という事象を多く視点から捉えてみます。

再就職できないということ

(原因究明)
自分の能力が採用基準に達しないこと
自分の希望が過大であること
自分を必要としてくれる会社を見つけられないこと
雇用情勢が悪いということ
社会に問題があるということ

さまざまな原因が考えられます。

ほとんどの人が再就職できない、という状況ではないので、
雇用情勢や社会問題が主因でないことは確かです。

それでも、周りの人の「今は不景気だから…」などという無責任な慰めを聞いているうちに、外部環境が大きな原因であるように思い込んでいくようになります。

他者に批判の目を向けると、当面の辛さから開放されるというメリットもあります。

しかし、本人は、自分の問題であることを承知しています。
潜在的ですが、たいていは原因の本質を十分捉えています。

それでも、ときに他者批判や社会批判に逃げ込み、自分の認識をごまかしてしまいます。

潜在的に自分の問題であると認識している意識と
顕在的に他者の問題であると認識している意識。

そのギャップは、大きなストレスになってしまいます。