増野 佐智子

今年の漢字(2023)

image_print

こんにちは。増野です。

社会人になってからずっと、この時期に1年を振り返り、

自分にとってどんな年だったかを漢字一文字で表すようにしています。 

これまで、こんな漢字で推移しています。

 「新→実→迷→信→導→耐→省→始→築→潜→動→結→深→転→生→増→育」 

たった一文字ですが、漢字を見るとその年に起きた出来事や感情が

自然と湧き上がってくるから不思議です。 

そして、私の2023年は… 

「濃」です。

仕事では、年始から全社的な「キーエンス導入」が決定。

その旗振り役として、インプット&アウトプットを繰り返し、

徹底的に会社や自分のキーエンス化に取り組みました。

キーエンスのシンプルな思考や仕組み、徹底した実践を学べば学ぶ程、

会社や自分の改善点が浮き彫りに。

より改善効果が大きい課題に、全社で試行錯誤しながら取り組んだ結果、

今までとは違う改善が促進され、会社やメンバーの変化を実感。

私に至っては、キーエンスからの転職者と間違えられる位、

キーエンス色の濃い1年になりました。

実務では、担当分野は変わらなくとも、「セキュリティトークン」等、

最新のキーワードを掛け合わせた高難度案件が増加。

一つ一つの案件への関わりが、まるで初めて関わる案件のように濃厚に。

家で半身浴をしながらパブコメを読んだり、

20㎝程の分厚い専門書に囲まれながら頭から湯気を出して考えたり…

そんな経験が最も多い年だった気がします。

プライベートでは、夫は相変わらず、私に新しい刺激をくれる貴重な存在で、

子供は、3歳になり、より興味深い観察対象になりました(笑)

子供は、今まで「自分が好きなものをあげる」になりがちだったのが、

相手の好きなものをあげる/相手が喜ぶことを考えたり、

大好きなお友達の影響で苦手なことに挑戦したり…

他人との関わりの中での成長が濃い1年になったように思います。

日々、こういう(親は教えてもいない)成長に、親は驚かされる訳ですが、

3歳の子供もこうやって学んで自分の行動を変えているのに、

なんで大人は、「自分が評価されないと腐ったり/相手や環境のせいにしたり」

「自分の意見に賛同してくれないと批判したり」、相手にばかり指を向けて保身してしまうのかなぁと、

考えさせられたり。

そして、こんな日々に、お腹の中の赤ちゃんの存在も加わり、

家族の関係もより濃厚に。

年末には、ドライノーズや帯状発疹に襲われ、身体の衰えを感じつつ(苦笑)、

公私ともに、来たる未知の生活にワクワクドキドキしている今日この頃です。

2024年は、過去最高濃度に熟した今の自分・環境が、更なる深みにいけるよう、

攻守のバランスよく、行動・挑戦の手を止めず、走り抜けたいと思います!