鈴木 宏誠

即納と精度

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こんにちは。新宿オフィスの宏誠です。

弊社では現在絶賛、「即納」ブームとなっておりますが、

2年目となり、管理する案件の量も難易度もどんどん上がっていき、

即納と精度の両立・維持に大きな課題を感じています。

この課題にあたっている原因をなかなか見出すことができていませんでしたが、

最近工数の重い案件を短期間に複数経験し、一つ「解決の糸口になるかも!」というものを見つけました。

それは「即対応に意識を向けすぎない」ことです。

空前の即納ブームの中何を言っているんだという話ですが、

自分はこれまで全業務一律に「即対応」することをとにかく意識していましたが、

大事なのはそうではなく、自分がこれから当たる業務のそれぞれが、

どの程度の時間と工数をかけてよいものなのかを正確に図ってから遂行することだと気が付きました。

予定工数と報酬額は少なからず相関しており、

これは「報酬額が高い=精度の高い生産物を作成するのに多くの時間と工数を要する」と

解釈できるわけですが、自分はこれまで一律に即対応をしていたわけですので、

本来時間をかけても良い業務も同じように「即納」することを意識して当たっていたことになります。

これでは精度を高めることなんてできっこなかったと思い立ちました。

文章に落とし込んだら当たり前な感じもしますが、

意外と日々業務に向き合っていると、抱いている課題の解決方法に気づけなかったりするので、

周りに相談してみたり、このように誰かに向けて発信してみたりで自分を客観視することが大事ですね。