名取 正輝

子供手当て

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いや~
なかなか壮絶な選挙結果となりました。

私も、もちろん投票にいきましたが、子連れの方が非常に多く、
今までにない混みようで、なんだか妙な違和感を感じました。

たまたまかもしれませんが、例の『子供手当て』の影響かな、と思いました。
中学生までの子を持つ家庭に毎月2万6千円支給されるという、あの公約です。

実現には不明確な点や問題が多く

・財源はどこからくるのか不明確

・子供のいない人に負担がかかり不公平

・あきらかに人気とり

など、さまざまな声がささやかかれますが

私が最も共感したもので「給食費の未納に子供手当てを充当すべき」
という意見がありました。

今、給食費を払わない保護者の方が非常に多いです。
それも生活に全く困ってないのに。

担任の教師が給食費未納の各自宅に請求にいくという現状です。
学校側はやむを得ず給食の質や量を調節することになります。

今まではデザートのみかん一個だったところが、
→半分になってしまう学校もあります。(ナイフでスパッと)

そんなの悲しいじゃないですか…。

この子供手当を支給された保護者が、自分達の遊興費として使うことが
懸念されるのも一理あると思います。

この公約がすんなり機能するとは思いませんが、
なんだかすっきりしない気分の投票日でした。

本当は色々と言いたい事もあるのですが、
政治的なことなのでこの場では自粛したいと思います。

最後に、裁判官の国民審査についてですが、
あの制度はあまり合理的ではない感じがします。

機会があったらこの制度についてよく調べた上で考えを述べたいと思います。