鈴木 徹司

説明不足のプレゼン

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 十分説明した長時間のプレゼン

 十分説明しない短時間のプレゼン

 この2つのプレゼンのどちらを聞きたいですか?

と問われると、ほとんどの人が、短いプレゼンを選びます。

それは自分にとって有益なプレゼンかどうかわからないし、

時間の無駄になるかもしれないから、

とりあえず、まず短いプレゼンを聞いてみたいと考えるのです。


ところが、ほとんどのプレゼンテーターは、

聞き手の思いを無視して、

理由や経緯から説明しだす、比較的長時間のプレゼンを選択してしまいます。
 

テーマの背景、経緯、ポイントやメリットなどをひとつひとつ詳細に説明するプレゼンテーターと

自分に有益でなくても延々と聞かされる聞き手の構図は、ビジネスシーンでもよく見かけられます。

このムダを省くため、

私は今、説明不足のプレゼンをするように社内に指示しています。

自分では説明不足だと感じるくらいがちょうどいいという意味です。
 


誰でも言われたことがありますよね。

「結論から言え!」

これも聞き手の都合を無視したプレゼンの典型です。

経緯から説明したいという自己の都合を

聞き手のニーズよりも優先してしまうことで起こっています。

繰り返す人は、自分の都合を無理に通していることを反省する必要があります。
 


プレゼンは、聞き手が主役です。

聞き手のニーズを基準に、どこまで説明するのかを考えます。

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