古賀 誠也

AirTag

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新宿の古賀です。

近年技術の進歩は凄まじく、特にスマホ普及以降爆発的にインターネットが
日常生活に食い込んできています。 

今ではスマホが無かったころの生活が考えられないぐらい、社会にとって、生活にとって
必要不可欠なものとなっています。
あまりにもスマホが便利で刺激的なため、スマホが手放せない「スマホ中毒」なる人が増え、
そのことに警鐘を鳴らした『スマホ脳』が近年ベストセラーとなり(私は読んだことありませんが)、改めてスマホとの距離の取り方が見直されてきています。 

なかには、スマホをあえて使わず生活したり、ガラケーに戻す人もいるらしいです。
なぜ、いきなりこんな話から始めたのかというと最近、
「スマホを手放すなんてありえない!スマホ最高!」という出来事があったからです。
端的に何が起きたかを言うと盗まれた財布を、取り返すことができました。
その出来事の一連を詳細に記載してみます。
私はお盆休みを利用して、佐賀の実家に帰省して楽しんだ後、東京に帰るついでに8月15日福岡で少し遊んでいました。 

福岡も十分楽しんでさあ飛行機に乗って東京に帰ろうと福岡空港行きの電車に乗ろうとした私は財布が無くなっていることに気づきました。
飛行機の時間も迫っていたので、やばいなと思いつつ、ここまで来た道を戻って探すべきか、
いったんは東京に帰って電話で福岡市の警察署に届出をだすべきかと悩んでいたとき、
ふと財布の中に「AirTag」を入れていたことを思い出しました。 

「AirTag」とはApple製のGPSのようなもので(500円玉くらいの大きさで小銭に入れに入れてました)、
スマホで現在地図上どこにあるかを見ることができるという優れものです。
すぐにスマホでAirTagを入れた財布がどこにあるのか見ると来た道の途中にあることが分かりました。
急いでタクシーを拾い、「ここに向かってください!」と運転手さんに画面を見せて、
向かってもらっているとなんと財布の位置がみるみる移動していくではありませんか。 

「この動く財布を追ってください!」と言いたいところでしたが、AirTagの性質上止まっているときは正確な位置を把握しやすいのですが、動いているとタイムリーにどこにいるかが分かりずらいのです。
(これはAirTag自体にGPS機能があるわけではなく、近くにあるIPhoneを経由して、
位置情報を飛ばしているため、随時更新が行われません。計測すると25秒ごとに更新されてました。)
そのため、追跡することは難しそうなので仕方なく空港に向かいました。
飛行機では電波が繋がらないので、いまどこにあるんだろうと気になって気になって仕方がありませんでした。この時ほど、スマホが気になったことはありません。
飛行機が羽田に着陸して、すぐ携帯を見ると博多にあるマンションに財布の位置情報ピンが止まっていました。
警察署に届けられていることを期待したのですが、どうやら完全に盗まれたようです。
(AirTagがついていることはどうやらバレていないようです。) 

すぐにでも福岡に行って取り返しに行きたいところでしたが、仕事もあり、行ったとしても
取り返す算段がついていなかったのでとりあえず様子を見ることになりました。
様子を見つつ、どうやったら財布を取り返せるのか、この盗人を許さないという気持ちを胸に燃やしつつ、時間ができれば絶対に福岡に行ってやるという気持ちを固めました。 

長くなったので今回はここまでにしておきます。
次回のブログは財布奪還編です。(ビジネスにも繋がることも書きます)