清水 侑

投資と業績は似ている ①長期

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秋葉原支店の清水です。

今週から積立NISAを始めました。

元々、利殖(お金でお金を増やすこと)に興味はなかったので、
やったほうがいいとは思いながら、ずっと先延ばししてましたが、

投資の技術はあって損はないこと、(長期の)投資は早く始めるほうが
利益が大きくなることから、「よし、やってみよう!」と、
初心者向けのインデックス投資から始めることにしました。

それで、投資の勉強を始めたのですが、「投資と業績は似ている」と思います。

投資の世界では「長期投資」が良しとされます。
短期間で売買せず、「ちゃんと考えて、良いのを買って、じっと待つ」です。

業績の上げ方も似ています。「長期」で考えます。
それには、「戦略を決め、実行し、ジタバタしない」ことが大事です。

・長期的に業績が上がる戦略を決める。
・戦略に沿った仕事に集中する。
・毎月の業績に一喜一憂しない。

なぜなら、業績を上げるには一定期間が必要なため、
1か月間等の短期間ではどうしようもないことが多いからです。

では、具体的にどうするか。

数字面からの一例ですが、当社の評価期間は6カ月間なので、6カ月間を基準とします。
状況が許すなら、1年間を基準としてもよいかもしれません。

まず、6カ月間の業績目標を決めます。
その評価期間で目指す月間平均業績に6をかけると、
6カ月間の業績目標になります。

もし、月間業績を75万円にしたいとすると、
450万円が6カ月間の業績目標となります。

6カ月間で450万円の業績を上げればいい、ということです。
自由に使える時間が6カ月間もあります。
毎月必ず75万円を上げるより、自由度が広がった気がしませんか?

あとは、完了業績が上がる分野(「薬事」「倉庫業」、「経企」等)を分けたり、
「6カ月以内に、4つの案件(合計300万円)がほぼ確実に終わるから、
あとは、残り150万円を稼ぐ方法を考えよう!」と前向きに動けます。

逆に、1カ月程度の短期間の視点しかないと、

「今月、A案件とB案件が完了すれば、50万円。
でも、目標は75万円だから、あと25万円足りない。
しかも、A案件はお客さんの動き次第で完了しないかも。どうしよう・・・。
短期間で完了する仕事がないか、周囲に相談しよう(でも、そんな仕事はない)」。

そして、本来やるべき仕事が後回しになります。精神的にも良くありません。
翌月以降も同様のことを繰り返します。あとから振り返ると、
「ジタバタしていたけど、結果はそれほどついてこない」という事態に陥りがちです。

もちろん、会社とのすり合わせは必要です。
たとえば、「今後2カ月間の業績は低くても、6カ月間の業績はむしろ高い」
ということを説明する義務はあります。

しかし、長期で考えると、自由度が増します。自由度が増えると、選択肢が見えてきます。
結果、業績が上げやすくなります。精神的にも楽です。

以上、投資と業績は「長期視点」が似ているという話でした。
実は、数字面だけではなく、「何の業務をするか」「希少性を高める」等も重要なのですが、
個人により大きく異なるので割愛します。

そして、投資と業績の類似性は「長期」という点だけではありません。
長くなったので、次回以降に書きたいと思います。