名取 正輝

好き嫌い

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Natori写真   こんにちは、名取です。

先日TVで、学校給食の現状について特集していました。

定年を迎える、栄養士さんにスポットをあてた内容でした。

子供の好き嫌いについて、どのように工夫して食べてもらうかというものでした。


みんな、「いただきます」のあと、一斉におかずを減らしに並んでました。
クラスや先生によって、おかず減らしや、おかわりのシステムは違ってきますね。
(おかずは減らしは何品まで、おかわりは全部食べてから、ジャンケン制など)


この、おかわり全部食べてからシステムは、食べるのが早い人が、圧倒的に有利なので、お勧めできません。
カレーのときなど普段食べるのが遅い子が、急いで食べ過ぎて、
消化不良で病院に運ばれるというかわいそうな子もいました。
私ですけど。。。


しかし、いつの時代もいるんですねー。掃除の時間も食べさせられている子。
私が小1,2年の頃「食べるまで帰れない」このシステムにいつも苦しめられていたのが、ナカニシ君でした。
非常に偏食家で、みかんとチーズバーガーしか食べれない子だったので給食の時間は本当に苦痛だったと思います。
このときの、担任の先生が異常に厳しく、翌日まで給食に向かい合わされていたときは、子供ながらさすがにひきました。
まあ、最終的には許してもらえたようですが。
そんな、ナカニシ君も今では、立派な証券マンです。


彼ほどじゃないにしろ、私も、かなり好き嫌いが激しいほうでした。
友達のお母さんが作ってくれたものなど、絶対に食べられない子でした。潔癖に近かったようです。
子供心にせっかく作ってくれたのに「悪いなー」と思い始めいつからか嫌いなものを食べられるように、克服していくことに目覚めました。


今では、全くといって良いほど嫌いな食べものはありません。
嫌いなものを食べられるようになる方法。
それは、食べ続けることです。非常にシンプルです。
大概この方法で克服できます。


帰化の相談などでも、中国の方に、日本食で好きな食べ物は?とお聞きすると、大概「スシ」と答えます。
中華料理は基本生ものはないので、やはり最初はかなり抵抗があるようですが、
食べ続けるうちに”食べられる”を通り越して、”好きに”なるようです。
そして好きなネタを聞くと、青魚系と言われる方が多いです。

食べ物でなくても、苦手な科目、分野を、ハラをすえてやり続けることで得意になったりするもんです。
苦手だと思う人に対しても、しっかりと向き合い、ぶつかっていくことで非常にいい関係になったりします。


今は、業務一つ一つにしっかり取り組み、やり続けることの重要性を改めて感じています。

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