熊野 成夏

自分の思考について

Print Friendly, PDF & Email
新宿オフィスの熊野です。 入社して早半年がたちました。 今回は、最近の自分の思考の傾向について気づいたことがあるので、書こうと思います。

自分は、自分の納得感や共感に重きを置きがちです。 例えば仕事で、「こうした方がいいじゃない?」とアドバイスをもらったときや「こうしていきましょう」とルールが決まったとき、行政機関の人から「こういう書き方にしてください」「これは書かなくて大丈夫です」と言われたとき・・・

自分が納得できなかったときは、なんで?と心の中で思います。 疑問を口に出して、自分が理解できればそれでいいのですが、理解できないと、なんでだろう?と必要以上に思ってしまい、自分は「なんで?」の細かい部分ではなく、組織の一員としてどうしていくかを考えて実行するべきなのに、それができないことがあります。 逆に、自分がすぐ納得できることだと、本当ななんで?を聞かないといけないのに、それを聞かず、お客さんや社内の人にうまく説明できないこともあります。

そしてプライベートな場面だと、すごく仲の良い友達から何か相談を受けたとしたら、自分が共感できた部分に重きを置いて、いろいろ意見を言いがちです。 その友達にとって、というよりかは自分がその友達だったら・・・という視点で考えがちなのです。

自分のこういう考え方は、やはり過去の経験に基づいていると思います。 中高の吹奏楽部では、強力な指導者がいて強いルールがあるわけではなく、常に「自分たちはどうしていきたいか」を皆で考えて活動してきました。 大学のゼミでも「コンセンサス」という言葉が一日に何度も飛び交う組織で、一人ひとりの納得感をものすごく大事にしていました。 そういう組織で必要だったのは、AとかBとかCっていう考え方もあるとけど、でもDがいいんじゃない?という説得の仕方と皆の妥協点を見つける力でした。

なので、私は自分の納得感を重視して物事を判断してしまったり、皆の意見を妙に気にする話し方をしてしまったりする部分がオフィスで出ちゃってるのだなと感じています。

でも今は、SGという組織の一員だから、決まった方向を向いて行動することは当たり前だし、今後はSG全体のことを考えて、そもそもその方向を作っていくべき場面も出てくると思います。 仕事でもプライベートでも、自分のものさしだけで測るのではなく、相手のことをもっと客観的に見れるとよいなと思います。頑張ります!