鈴木 徹司

採用活動

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2016卒の新卒採用も本格的になってきて、

採用面接をしたり、職場体験を受け入れたりと学生と面談することが多くなってきました。

 
数年前は、能力が高い人や考えが合う人を中心に選んできましたが、

最近は能力が高い人という基準がどうでも良くなってきました。

 
入社してから分かるのは、入社時の能力の高さは、入社後の成長の度合いと比較すると、

重要じゃないっていうことです。

 
100を1人前とすると、10で入ってくるか、20で入ってくるかの違いって感じですかね。

たま~に50くらいの人もいますが、変に完成されていて、伸びなさそうに見えたりします。

 
そういえば、面接ごとに評価点をつけたりすることもなくなり、

評価は面接担当者が履歴書にメモしたものだけになりました。

まあ、それも判読不明なものも多いので、十分機能していません。

自分でこう振返っても、やけに適当な採用活動のように感じますね。

 
実は、あまり「選ぶ」とか「考える」という選考はしていないんです。

その学生にとって、ベストな選択をしてもらうことに重点を置いています。

だから、できるだけオープンに会社のことを知ってもらい、

多くの社員に質問してもらったり、

聞きにくいことを聞いてもらったりしています。

 
自分達の会社が、ほとんどの学生にとって、最も良い会社であるわけがなく、

うちに入社することはベストな選択ではありません。

世の中にたまにいてる「うちに合う人」に当社を選んでもらう活動が採用です。