塚本 純平

提案において大事なこと

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こんにちは。塚本です。


提案する際には、次のようなことに気を付けています。

・相手の必要を埋める提案になっているか?
・自己満になっていないか?
・アピール目的になっていないか?
・(相手ではなく)自分のための提案に偏っていないか?


上記のことに気を付けつつ、自分が大切にしているのは提案のタイミングとボリュームです。


「提案」と「食事」は同じです!


以下に例を挙げさせていただきます。


・現状に満足している方に「課題があります」と言ってサービスを提案する
=お腹がいっぱいの人に「これも美味しいので」とかつ丼を食べさせようとする


・質問に対して、短くていいからすぐに回答を得たい人に1日後に長い文章による詳細な回答を送る
=お腹がペコペコの人に着席後1時間以上待たせてデカ盛りご飯を提供する


・具体的な業務の話や費用が知りたいのにその前置きトークが必要以上に長い
=目の前に料理が運ばれてきて今にも食べたいが料理の説明が長くなかなか食べられない …等々


どれも、なかなか耐え難いシチュエーションですよね。笑
ただ、いざ提案となるとそのようなことをしているケースが意外と多いのかもしれません。


提案するボリュームはコップの器のようなイメージです。
そして、タイミングによってそのコップの大きさは変わります。
経営がうまくいっており特に問題がない期間はコップは小さいため、そこにたくさん提案をしても溢れてしまい、うまくいきません。
一方で、何か問題が発生しているときは、必要に迫られているので、コップの器は大きくなり、提案もしやすくなります。


目の前にいるお客様との会話の中で、そのリアクションをよく見ながら、相手が現状何を必要としているかを掴みながら提案の塩梅を調整し、フィットする提案を目指しています。


ただ、まだまだ自分自身もその精度が低いと思っており、悔しい思いもしているので、お客様が求めているサービス(分かりづらいたとえでいうところの料理)の幅や質をもっと上げられるように、精進していきます!