塚本 純平

顧客のニーズを見極める

Print Friendly, PDF & Email

こんにちは。秋葉原の塚本です。

顧客ニーズを見極める上で顧客ニーズの意味を正しく理解することが重要です。

①顧客ニーズとは
マーケティングで使われる「顧客ニーズ」は、日常生活で「こうだといいな」と思う理想の状態と現実が異なる中で、そのギャップを解消しようとする欲求のことです。
顧客が欲しい商品やサービスそのものをニーズと捉えがちですが、正しくは商品などを買う際の必要性や目的が顧客ニーズとなります。
例えば、「仕事の効率を上げたいので、最新のPCが欲しい」場合、「最新のPC」ではなく「仕事の効率を上げる」ことが顧客ニーズです。

②顕在ニーズと潜在ニーズの違い
顧客ニーズには、顕在ニーズと潜在ニーズがあります。
顕在ニーズは顧客自らが自覚しているニーズで、潜在ニーズは顧客自身も自覚していない意識下のニーズのことです。
例えば、「仕事の効率を上げたい」が顕在化しているニーズであるのに対し、本人は気づいていないものの、「テレワークでも仕事の効率が上がる軽くてポータブル」なPCを求めている可能性もあります。
顕在ニーズを追うだけでは他社との差別化はできないものの、潜在ニーズを掘り起こして様々な提案をすることで売上増やアップセル・クロスセルを期待でき、新製品開発のヒントにつながることもあります。

この①②を意識していくことで、顧客ニーズを見極めるヒントとなります。