古賀 誠也

センターピン

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新宿オフィスの古賀です。

この前、友人とボウリングに行きました。その友人はボウリングがとても得意でフォームやストライクを取るコツを教えてもらいました。さまざまなコツを教えてもらいましたが、特に印象に残っていることがあります。

それは、「センターピン」についてです。「センターピン」とは、ボウリングでいちばん前に立っている真ん中のピンのことで、ストライクを取るために絶対に狙うべきピンです。そのピンを倒せば、2本目以降のピンが倒れストライクを取りやすいとアドバイスをもらいました。

その時は「ふ~ん。そうなんだ。」くらいにしか思いませんでしたが、家に帰って調べるとセンターピンとは、ビジネスにおいても使われる用語のようです。

ビジネスにおいては、
「クライアントの抱えている問題の中でどこがセンターピンか」
「マーケティング施策の中で何がセンターピンなのか」
というように、全体の中で一番影響を与える重要な部分は何かを考えるときに使われるようです。

ビジネスでも使われると知ったとき、これはとても良い言葉だなと思いました。似たような言葉に「本質」、「重心」、「核」などがあるかと思いますが、私はこのセンターピンという言葉がとても気に入りました。なぜなら、類似の言葉に比べて、動きをイメージできるからです。

物事の状態を見て、一番重要なポイントに狙いを定め、ボールを投げるというセンターピンの持つ言葉のイメージは、ただ考えるだけなく、アクションまで繋げるというビジネスにおいてとても重要なことを内包した言葉に感じます。

入社2年目となり、1年目よりもっと成長するために、常に「この業務のセンターピンは何か」と考えるクセを身につけたいと思います。