名取 正輝

サービスとは

Print Friendly, PDF & Email
Natori写真  こんにちは、名取です。

最近、サービスについてよく考えます。

お客様が、何を求めているのか?どういう対応をもとめているのか?

入社後、しばらくは業務がおぼつかないこともあり、お客様に対しては、「不快に思わせないように」というようなことを意識していたと思います。

でもこれは、非常に消極的な理由でありサービスとしては最低なものだと気付いていきました。お客様にいい顔をすることがサービスではないということです。

極論ですが、過程の段階でたとえ多少の不快感を与えてしまうことになってしまっても、お客様のことをしっかりと考え、結果として本質的ニーズを捉え満足していただくということを、今は、意識しています。

具体的なヒントとなったのは、最近山田さんとよく行っている定食屋さんです。

お世辞にも綺麗といえない店内で、特別安いわけでもなく、衝撃的にうまいというわけでもなく(結構おいしいくらい)、接客に関してはサービス業の常識としてはありえない感じで(衛生面、言葉使いなど)現場を統括する店長はガムを食べながらです…。しかも食べ終わったらさっさと帰れ的なオーラがプンプンでています。

味噌汁はおわんがビチョビチョですし、おつりを返されるときは、カウンターに叩き付けられますし、置いてある調味料などのうち、紅しょうがをとった瞬間に、食べている最中のメインのおかずが下げられてしまうなど、不可解な現象も起こります。

なのに…

いつも、並んでいます!私自身もそんな目にあっても通ってしまうのです。

最終的にあの店は、私の心をつかみ高い満足度を与えているのです。

理論ではあらわせない何かでお客さんを引き付けているのだと思います。

あのやり方をそのまま参考には出来ませんが、方向性としてなにか刺激されるものがありますので、引き続き勉強させてもらいます!