投稿者: shigyo_user

人事評価制度の導入


昨年12月から人事評価制度を変更しました。
従来の社員間評価に加えて、「上司による人事評価」を導入しました。

上司による人事評価では、下記の20項目について、5段階(S~D)で評価し、個別面談にて、その理由等をフィードバックしています。

改めて、当社ではどこがポイントなのかを考えてみると、
勤務態度が9項目と最重要としていることが分かります。

当社にとって、評価すべき人は、これから伸びる人です。
現在の知識やスキルに頼ることなく、前向きに自ら進んでいってくれる人です。
今回導入することで、社内にも明確になったように思います。

<期待行動の評価⑧>

自分にしかできない仕事をしている

業績へ貢献している

顧客に満足を与えている

後進育成しているまたは上司から指導を受けている

業務委譲で新しい雇用を創造している

思考・行動にスピードがある

社内外に積極的に情報発信している

常に業務改善している

<業務知識・スキルの評価③>

業務知識・スキルを十分習得している

ノウハウの共有に貢献している

社外の業務知識・スキルを社内に取り入れている

<勤務態度の評価⑨>

経営意識を持っている

コンプライアンス意識が高い

社内ルールを遵守している

責任感がある

協調性がある

新しいこと、困難なことに取り組んでいる

マナー、接客態度、外見が優れている

不平不満な言動、行動をしていない

明るく、周りに良い影響を与えている

 

プロなんだから



以前、フィリピンの奥さんを日本によんで、一緒に暮らしたいというお客さんの打ち合わせで
現地の奥さんに国際電話で詳細内容を確認してもらっていました。

依頼者の方は、今の状況を「行政書士事務所で打合せしてるところなんだけど」と
話してましたが、うまく伝わりません。(日本語+簡単な英語で会話)
すぐに言い換え「ビザの手続きをするために、書類を作るプロフェッショナルにお願いしているんだけど」
と言ってました。

その会話を聞いていて、私はハッとしました。
「書類作成のプロフェッショナル…」

なんかすごそう!
いやいや当然。その通りでした。

代書屋ではなくコンサルタントとなれるようにという思いにとらわれがちでしたが、
そもそものところだと、考えさせられました。

よしっ!きれいな書類ができたー!OKOKと自分では思っても
依頼者にとっては当たり前のことなんです。
だから頼んでるんですからね。

もちろんお客さんによっては、こんなに丁寧にすごいですね!自分ではできませんでした!
と、おっしゃっていただくこともあります。

でも、やはりそれは当然です。プロなんだから。
それ以上になにが提供できるかということです。

前回の課題と繋がりますが、あたりまえの基準を正しいラインに設定することが重要です。

全力疾走


東京の忘年会が終わりました。
http://www.facebook.com/kagawa3#!/photo.php?fbid=295859670456225&set=pu.174331332609060&type=1&theater
名古屋は先週に行い、大阪は、28日の営業最終日に行います。

来年は全員で行ってみたいと思いますが、
全員集まるのはなかなか大変ですよね。

メンバーとじっくり話していて、感じるのは、みんな全力疾走しているということ。
一人もゆっくりしている人はいないし、サボっている人もいない。
そんな会社は、かなり少ないように思います。

ただ、その「全力」が、自分で思う全力というだけで、
本当には全力を出していない状況だったり、
「疾走」の方向が、間違っていたりすることがあります。

それに気付いてもらい、正しい方向に、本当の全力で取り組むように促すのが、
私の役割です。

本気で動き出した人の見せるパフォーマンスは、
尊敬に値し、見ていてホレボレします。

漫然と日々を過ごすな



漫然と日々を過ごすな!

毎日の積み重ねが、キサマらを弱くする。

四六時中ボクサーであることを自覚しろ

自分に足りないモノ、必要なモノを常に考えて行動せよ!!

漫画「はじめの一歩」、鴨川会長の言葉です。

特に考えることを意識しなくとも、日々業務をこなし、それなりに経験を積んでいけば、
ある程度知識やノウハウも増え効率性も上がり、強化されているように思います。

しかし、漫然とこなすだけの日々で何かが確実に衰退していきます。

私も名古屋にきて約1年、強くなった部分もある一方で、弱まったところも感じ、
会長のこの言葉には正直ドキッとします。

つまり漫然として日々を積み重ねていたってことです。
伸びきれなさを感じていたのもそれです。

大した努力もなしに何かを得ようとしてたんですから、それは無理な話でした!

今の課題は”あたりまえの”基準を上げることです。

来年の今頃、反省ではなく、自信に満ちたブログを書いていたいと思います!

セルフコーチング


自分をセルフコーチングをしてみる。
(コーチも自分です)

コーチ:「前年比2倍というのを掲げていますが、それが達成できなかった理由は何ですか?」

私:「組織がうまく稼動しなかったからです。」

コーチ:「具体的にはどう稼動しなかったのですか?」

私:「受任、実務、決裁、受任促進の役割分担が適材適所にならず、あいまいなまま役割分担した結果、全体としてのパフォーマンスが落ちました。」

コーチ:「どうすれば、予定していたパフォーマンスになりましたか?」

私:「各自の役割を明確にして、各自が責任をもって、自分の役割を果たすように促し、うまくいかないところを調整すれば良かったように思います。」

コーチ:「そうすれば、今後は達成可能ですか?」

私:「う~ん、正直自信はありません。他の要素によって、難しくなるかもしれません。」

コーチ:「他の要素って、例えばどんなものがありますか?」

私:「トラブルとか不測の事態ですかね・・・」

コーチ:「そういうものに対応するのは、御社では誰の役割ですか?」

私:「私になります。」

コーチ:「では、どのように対応されますか?」

私:「まずは、どんなリスクがあるのかを洗い出してみます。」

自分で、自分のコーチをしながら、思わぬ方向にコーチングされました。
コーチされるのも結構しんどいですね。

本気は伝わる


メンバーが増えてきて、採用よりも育成が課題になってきました。


人柄が良く、能力も高い人を採用しても、即戦力で活躍できるほど、
行政書士業界は甘くありません。

実際に活躍してもらうためには、不足している能力を引き出す必要があります。

それが非常に手間も時間もかかる仕事になります。

活躍するのに、足りない能力は、人それぞれ違ううえ、
潜在的には、その能力を持っていても、
その人に合った適切なやり方でないと、顕在化させることはできません。

一人ひとりに正面から向き合い、試行錯誤しながら、
心に火をつけ、二人三脚で能力を引っ張り出す。

コーチが本気で取り組めば、人は皆伸びると思っています。

顧客満足


顧客満足度のアンケートを受け取っています。

顧客満足度調査を行い始めて、1年以上。
「大満足」が多いスタッフと少ないスタッフが明確に分かれてきました。

同じように仕事をしているように見えるのに、何が違うのか?
分析してみると、答えが見えてきました。

そのスタッフが目指しているものが違います。

「お客さんに喜んでもらおう」と本気で考えるスタッフは、
顧客の気持ちを汲んだり、リスクに先回りしたり、懇切丁寧に説明したりと、
いい意味で、必要最低限以上のサービスを提供しています。

「許可を取得してもらおう」と考えるスタッフは、
許可を取得するという最低限の仕事はきっちりこなしますが、
それ以外は、積極的には行いません。

顧客の反応は正直です。
私たちにとっては、多くの顧客のひとりであっても、
顧客にとっては、信頼できるたったひとりの先生です。

自分たちの姿勢を常に見直し、
高い期待に応えていきたいと思います。

正当な評価とは


採用面接をしていると、いろいろな問題に気が付きます。


前職の退職理由を聞いてみると、
「正当な評価が受けられなかった・・・」なんて答える人がいます。

正当な評価って?
前職の評価が、自分が想定する評価と比べて、低かったというのが実情だったのでしょう。
間違えたのは、自分や自分に迎合してくれる周りの人の評価を正当な評価だと思ってしまったことです。

十分に見てもらえなくても、主観的だったとしても、偏見があったとしても、
評価するべき人が行ったものが、評価です。
受け入れざるを得ません。

もし、それが我慢ならなくて、退職するなら、
「自己評価と比べ、低い評価しか得ることができず、それに耐えられず、退職しました。」と真摯に答えるほうが好感です。

被災地を思うと


昨日は、震災からちょうど半年でした。
多くのTV番組で、現在の被災地の状況が伝えられ、
まだまだ復興にはほど遠い状況を目の当たりにしました。

被災者たちは、悲しみに暮れることなく、それでも前進しようとしていました。
私にできることは、大きくありませんが、
やはり一人でも多くの雇用を生み、少しでも日本経済を支えたいと思います。

境界

名取です。 先週末、最近改装されてきれいになった近くの図書館にいってきました。

さすがに改装されたばかりというだけあって、全てがピカピカで非常に気分がよかったです。

食料の保存方法の本をみたり、

絶滅危惧種図鑑(レッドリスト)を読んだり、

入管関係の本を読んだりでと、徐々に法律関係棚へシフトしていきました。

そこでふと目に付いたので「行政書士の仕事とは」(のような題名)を手に取り、改めて読んでみました。

それぞれの行政書士さんの、経緯や体験談がのっていました。

各専門分野に分かれて紹介されていましたが、

私としてはやはり入管関係が最も馴染みが深いので

共感できる部分が結構ありました。

A先生の事例を紹介します。

感じのよい依頼者に投資経営ビザの案件を受け、

書類の方も完成し申請間近になった頃、ビジネスパートナーの人から

「あの人は過去にオーバーステイしている」との報告を受けたということでした。

本人に確認したところ、事実を認め、内容も内容だったためこれ以上はお手伝いすることができないという旨を伝えたということです。

すると依頼者は「私のこのようなことは(オーバーステイ)、特別なことではないし、こんなことで依頼を断っていたら、あなたの仕事がなくなりますよ」と言われたようです。

A先生は、感覚の違いに驚きつつも、これ以上はヤバイと危険を感じ、やはり丁重にお断りしたようです。

踏み越えてはいけない一線てありますよね。

例えば、申請書に本人(依頼人)の署名欄がありますが、ここも我々が書こう思えば

簡単に書くことができてしまいます。

例えどんなに、お客さんからの急な依頼でも、例え申請日に間に合わないとしても

そこが踏み越えてはいけない一線だと感じています。

踏み越えた瞬間に、法律家として終わります。。。

たまに、忙しさに負われると、「申請に間に合わせないと!!」

書類を作ること、提出することを最重要視してしまい「法律家として」ということを忘れがちになってしまいます。

この休日で、法律家としての仕事をしなければと、再認識させられました。
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