投稿者: shigyo_user

「夢をあきらめるな!」は正しいか?



 最近の「成功者の秘訣」の主なパターンが
 「夢をあきらめなかったから、夢が叶った」という話。
        W杯の出場選手も取り上げられていますね。

 夢をあきらめない=成功に繋がる
 ように語られますが、現実はそんな単純ではありません。

夢をあきらめずに頑張ったとしても、成功するとは限らないどころか、
成功しないことのほうが、一般的です。

夢をあきらめないことは、成功の必要条件であっても、十分条件ではありません。

たった一握りの成功者が、夢をあきらめなかったことを成功の秘訣と語り、
子供たちにあきらめなければ成功するんだと誤解させているなら、罪作りな話です。

プロサッカー選手になりたい子供が1000人いたとすれば、
夢をあきらめずに頑張ったとしても、夢を叶えられるのは一人いるかいないかです。

その夢を叶えた特殊な人が、「あきらめなかったら叶う」と語るわけです。

私は、夢を叶えられなかった大勢の人たちに思いを馳せます。

15歳のときは、「夢をあきらめるな」「夢を捨てるな」と言われ続けた人が、
25歳になると、「いい加減現実を見ろ」「夢はあきらめろ」と正反対のことを言われる。

価値観の180度転換のときに、立ち止まってしまうのも無理はありません。


私は、「夢を持て」とか「夢をあきらめるな」という訓話が好きではありません。

人に言えるような夢を持っていない子供に罪悪感を芽生えさせ、
自分も何か夢を持たなくちゃと慌てさせ、
自分探しの不毛な停滞を生んでしまいます。

夢を持ってもいてもいいし、持たなくてもいい。
自分らしく生きたらいい。
そんな社会のほうが、みんなが生きやすいように思います。

にほんブログ村 士業ブログ 行政書士へ←いつもありがとうございます。
                 応援クリック、ぽちっとお願いします!


興味

日本代表何とか、W杯初戦初勝利でしたね。

後半結構ヒヤヒヤする部分もありましたけど。

個々の身体能力では圧倒的に勝るカメルーン陣を、組織の力で見事に封じてましたね。

個人的にはこういう戦い方は好きで、どちらかというと近代サッカー派です。

もちろん、個人技をいかした点の取り合いのような試合も興奮しますが…。

我々行政書士の実務は基本的に個々で進めていくことになります。

現在、東京オフィスではそれらの案件をどのようにチームとして共有するか、という議論が行われています。

そのためにはまず、人に興味をもつということです。

お客さんに対しても、そして社内の人間に対しても。「今、○○さんは、どんな業務をやってるんだろう」と。

自分の業務に余裕があるかどうかに係らず。

私はどうしても、業務の忙しさを言い訳にしてしまうところがあるので、
非常に反省すべきところです。

にほんブログ村 士業ブログ 行政書士へ←いつもありがとうございます。
                 応援クリック、ぽちっとお願いします!

説明不足のプレゼン


 十分説明した長時間のプレゼン

 十分説明しない短時間のプレゼン

 この2つのプレゼンのどちらを聞きたいですか?

と問われると、ほとんどの人が、短いプレゼンを選びます。

それは自分にとって有益なプレゼンかどうかわからないし、

時間の無駄になるかもしれないから、

とりあえず、まず短いプレゼンを聞いてみたいと考えるのです。


ところが、ほとんどのプレゼンテーターは、

聞き手の思いを無視して、

理由や経緯から説明しだす、比較的長時間のプレゼンを選択してしまいます。
 

テーマの背景、経緯、ポイントやメリットなどをひとつひとつ詳細に説明するプレゼンテーターと

自分に有益でなくても延々と聞かされる聞き手の構図は、ビジネスシーンでもよく見かけられます。

このムダを省くため、

私は今、説明不足のプレゼンをするように社内に指示しています。

自分では説明不足だと感じるくらいがちょうどいいという意味です。
 


誰でも言われたことがありますよね。

「結論から言え!」

これも聞き手の都合を無視したプレゼンの典型です。

経緯から説明したいという自己の都合を

聞き手のニーズよりも優先してしまうことで起こっています。

繰り返す人は、自分の都合を無理に通していることを反省する必要があります。
 


プレゼンは、聞き手が主役です。

聞き手のニーズを基準に、どこまで説明するのかを考えます。

にほんブログ村 士業ブログ 行政書士へ←いつもありがとうございます。
                 応援クリック、ぽちっとお願いします!

意思

Natori写真 先日、ワールドカップ直前スペシャルで、中田選手(←元ですが)×本田選手の対談が放送されていました。

両者とも、若くして海外でプレーし結果もだしていること、

コミュニケーション能力が高く、しっかりとモノを言える選手であること

なんとなく似ている部分があります。その2人の対談だったので、なかなか見ごたえがありました。

中田選手が本田選手に伝えたかったこと。

それは、わがまま(自分のプレー)を突き通してほしいというようなことでした。

中田選手も若い頃は、自分のやり方ができたけど、年齢が上がり自分が上の立場になるとバランスを取るために自分のプレーが徐々にできなくなる。なぜかというと周りを活かさなきゃいけなくなるから。

自分がやりたいプレーをやり続けてきて、その状態だったらまだいいけど、それを中途半端に合わそうとしたところがあって、自分のプレーを消しながら周りを活かそうとしてうまくいかずにそのまま終わってしまったことが、(前回ワールドカップ)つらかったようです。

そうならないように、してほしいと伝えていました。

確かに、中途半端は嫌ですよね。私自身、いつからか、周りとの兼ね合いを重視し、

あまり、言いたいことを言わなくなり、変なクセがついてしまいました。

「言うべきタイミングで言う」「いつか言ってやる」みたいなスタンスでいる人に、

その”言うべきとき”が来ることは一生ないと思います。

ただし、モノを申すためには、それなりの結果と実力がなければ、あまり効果はないとも思っています。ただの文句に聞こえると思うので。(内容にもよりますが)

今は、基礎トレを続け、着実に実務をこなし実力をつけていくことを重視しています。

にほんブログ村 士業ブログ 行政書士へ←いつもありがとうございます。
                 応援クリック、ぽちっとお願いします!

ルールの徹底

suzuki 6月から社内月間対抗戦のチーム編成が変わり、

新たなチームでのスタートになりました。

それぞれのチームが自主的に目標を定め、積極的に取り組んでいます。

目標のなかで目立つのが、「ルールの徹底」。

 

当然ですが、ルールは守るべきものです。

なぜ守るべきかというと、全体の効率アップに繋がるからです。

ひとりひとりは面倒だったり、ムダに感じたりする業務も

会社全体で考えると生産性を上げるのに必要な作業だったりします。

 

全体を捉えて、ルールが定まっているので、

そのルールに則って業務遂行することはメンバーの義務です。

 

反面、ルールは変更されるべきものでもあります。

急激に変化していくビジネス環境の中で、

ルールは役割を失い、足枷になることもあります。

現状に合致しないルールは、どんどん改定し、

新たなルールのもとメンバーが活性化することが必要です。

ルールを遵守し、どんどん変更していく、そんな躍動感のある会社にしていきたいと思っています。

 

さて、小関さんの「名前の由来」から改めて見直した自分の名前。

 

徹…貫き通すこと

司…役目を受け持つ人

 

私は、何かを貫き通す役割を持っているようです。

 

「何か」が社会に役立つことならいいな、と考えています。



にほんブログ村 士業ブログ 行政書士へ←いつもありがとうございます。
                 応援クリック、ぽちっとお願いします!

6月から

Natori写真 6月になりました。

おそらく私にとって勝負の月になるような気がしてます。

目標は「すぐやる」

後で、まとめてやるはダメ発想。

これまでは、すぐやることの重要性は理解していたものの、実践できていませんでした。

理由はシンプルで、ただの怠慢です。

そして、いつもギリギリになって、何とか何とか完成。。。

これじゃ、いつまで経っても成長せずに、やらされている感がでてしまい、仕事の充実性も失います。

充実 = 楽しみ

だと思っているので、やはり自分が楽しむためにもスキルを上げ、仕事を完了させていくことが必要です。

もちろん、「お客さんのために」という気持ちも必要ですが、最終的には自分のためです。

素直に自分の楽しみのために仕事をしようと思っています。

にほんブログ村 士業ブログ 行政書士へ←いつもありがとうございます。
                 応援クリック、ぽちっとお願いします!

ブログのルール

suzuki
最近の採用面接では、ブログについてよく聞かれます。

決まった日に投稿しているんですか?

アップする前にチェックはあるのですか?

テーマは決まっているのですか?

などなど。

答えを明かすと、

各自の担当の曜日にアップしています。(たまにずれます。)

アップ前のチェックは一切ありません。

それぞれ責任感を持って投稿しています。(多分)

テーマは「少し難しいもの」を選んでもらっています。

そのことを自分でしっかり考える機会にして欲しいと思っています。

よって、お昼に何を食べたか、とか日常の出来事はNGです。

 

ブログはすごく社風を表していると思っています。

各自が思ったことを思ったように書くので、

私にもコントロールが利きません。

 

新しく入社してくるメンバーも毎週投稿することになります。

(正社員は全員参加しています。)

こんなことを書いてみたい、と思うような積極的な人の応募を待っています。


にほんブログ村 士業ブログ 行政書士へ←いつもありがとうございます。
                 応援クリック、ぽちっとお願いします!

一人遊び

Natori写真 こんにちは、名取です。また食生活が偏ってきました。

来月健康診断がありますが、ここ数年まともに人間ドックにいってないので、怖いです。

 最近は休日によく行くインドカレー屋さんで、待っている間暇だったので一人遊びをしてみました。

 従業員の在留資格を予想してみるというものです。

 

◆その日の従業員は全部で4名

調理する人  カマラさん (仮名)男性 中年         いつもいる

調理する人  チェトリさん(仮名)男性 26歳        大体いつもいる

(年齢は聞きましたが40代に見ます)  

接客する人  ポンチャさん(仮名)男性 20代         そこそこいる

接客する人  関根さん  (仮名)日本人女性 中年       たまにしかいない

 ◆考えられる在留資格

①投資・経営 

②技能

③日本人の配偶者

④家族滞在(資格外活動でのアルバイトor身内ならただのお手伝い)

⑤留学(資格外活動でのアルバイトor身内ならただのお手伝い)

 

おそらく、カマラさんは関根さんと夫婦なので「日本人配偶者」実質経営者

チェトリさんは「技能」の可能性もありうるが、年齢が浅そう(10年の経験が必要)

なので親が日本にいるとみて「家族滞在」が有力。(就労時間は資格外制限をオーバーしている)

ポンチャさんは明らかにアルバイトなので、両親が日本にいるとみて「家族滞在」

というわけで、全員、身分関係での在留資格と予想しました。

運ばれたカレーを食べつつ(もちろん手で)この予想を心の中で留めておいてもよかったのですが、どうしても真実を知りたくなっていまいました。

いつもお約束の「カラサ、ダイジョブデスカ?」のタイミングで聞いてやろうと思って構えていました。

いつも同じ辛さで、常連さんに大しても必ず聞いてくれます。

そしてそのときは訪れ、それとなく聞いてみたところ。

以下のような事実が発覚しました。

 

カマラさん  日本人(日本人の配偶者⇒帰化)予想通り関根さんと夫婦

チェトリさん 日本人 (日本人の子) カマラさん夫婦の子供

ポンチャさん 日本人の配偶者 

 

チェトリさんが、まさかの日本人

つまりハーフということです。

顔はコテコテのインド顔(もちろん口ひげ有)+日本語かたこと なのでこれは誰も予測できないと思います。

幼少期から、インドで暮らしていたんですかね…。

まぁ深くは追求しませんでしたが、衝撃でした。

ん~私もまだまだですね…。

もっと深く考え予測する力を磨かねばなりません。

にほんブログ村 士業ブログ 行政書士へ←いつもありがとうございます。
                 応援クリック、ぽちっとお願いします!

銭湯の思い出

suzuki tetsuji
小関さんの投稿をみて思い出しました。

私は、18歳の浪人時代に、よく祖父を銭湯に連れて行っていました。

予備校にも行っていなかったので、昼間に時間があるし、

気分転換も兼ねてと、両親が提案してくれたのだと思います。

 

祖父母の住む長屋に迎えにいくと、

玄関先の腰掛にちょこんと座って祖父が待っていてくれました。

「てっちゃんが来るん待っとくゆうて、お昼ごろから玄関にいるんや」

祖母が朗らかに笑っていました。

80歳前だった祖父は歩くこともままならず、

やせこけた体で銭湯を楽しみに長い時間待っていてくれたようでした。

 

子供の頃、田舎の田辺では、よく遊んでくれました。

海、山、川と自然に触れる遊びが毎回楽しみだったのをよく覚えています。

祭りではひよこ釣りをしたり、憧れの綿菓子を買ってもらったりして、

思い出すだけで今でもドキドキしてきます。

将棋もよく指しました。

弟も一緒に、「コイコイ」「コケコッコー」とか意味不明な掛け声を掛け合いながら、にぎやかに放課後の時間を過ごしました。

物心ついてからずっと一緒に楽しんできた祖父が、目の前でどんどん元気をなくしていく。

それを意外なほど何の違和感もなく受け入れ、当たり前のように2人での銭湯に行っていました。

 

祖父は自転車の荷台に横向きに乗り、細い腕で私のベルトを握っていました。

お風呂では体を洗いながら、祖父の若い頃の話なんかを尽きることなく話していました。

 

この体験が今の自分にどう影響しているのかは分かりませんが、

忘れっぽい私が今も鮮明に覚えているのには何か意味があるのだと思っています。

にほんブログ村 士業ブログ 行政書士へ←いつもありがとうございます。

好き嫌い

Natori写真   こんにちは、名取です。

先日TVで、学校給食の現状について特集していました。

定年を迎える、栄養士さんにスポットをあてた内容でした。

子供の好き嫌いについて、どのように工夫して食べてもらうかというものでした。


みんな、「いただきます」のあと、一斉におかずを減らしに並んでました。
クラスや先生によって、おかず減らしや、おかわりのシステムは違ってきますね。
(おかずは減らしは何品まで、おかわりは全部食べてから、ジャンケン制など)


この、おかわり全部食べてからシステムは、食べるのが早い人が、圧倒的に有利なので、お勧めできません。
カレーのときなど普段食べるのが遅い子が、急いで食べ過ぎて、
消化不良で病院に運ばれるというかわいそうな子もいました。
私ですけど。。。


しかし、いつの時代もいるんですねー。掃除の時間も食べさせられている子。
私が小1,2年の頃「食べるまで帰れない」このシステムにいつも苦しめられていたのが、ナカニシ君でした。
非常に偏食家で、みかんとチーズバーガーしか食べれない子だったので給食の時間は本当に苦痛だったと思います。
このときの、担任の先生が異常に厳しく、翌日まで給食に向かい合わされていたときは、子供ながらさすがにひきました。
まあ、最終的には許してもらえたようですが。
そんな、ナカニシ君も今では、立派な証券マンです。


彼ほどじゃないにしろ、私も、かなり好き嫌いが激しいほうでした。
友達のお母さんが作ってくれたものなど、絶対に食べられない子でした。潔癖に近かったようです。
子供心にせっかく作ってくれたのに「悪いなー」と思い始めいつからか嫌いなものを食べられるように、克服していくことに目覚めました。


今では、全くといって良いほど嫌いな食べものはありません。
嫌いなものを食べられるようになる方法。
それは、食べ続けることです。非常にシンプルです。
大概この方法で克服できます。


帰化の相談などでも、中国の方に、日本食で好きな食べ物は?とお聞きすると、大概「スシ」と答えます。
中華料理は基本生ものはないので、やはり最初はかなり抵抗があるようですが、
食べ続けるうちに”食べられる”を通り越して、”好きに”なるようです。
そして好きなネタを聞くと、青魚系と言われる方が多いです。

食べ物でなくても、苦手な科目、分野を、ハラをすえてやり続けることで得意になったりするもんです。
苦手だと思う人に対しても、しっかりと向き合い、ぶつかっていくことで非常にいい関係になったりします。


今は、業務一つ一つにしっかり取り組み、やり続けることの重要性を改めて感じています。

にほんブログ村 士業ブログ 行政書士へ←いつもありがとうございます。
                 応援クリック、ぽちっとお願いします!
無料相談受付中!
問い合わせ Contact Us
無料相談受付中!
問い合わせ Contact Us