『すぐやる人の思考法』〜「考動力」でゼロ秒で動く〜
投稿日:2026年7月31日
こんにちは。大阪の松崎です。
今回は、「行動したいのに動けない」「準備ばかりに時間をかけてしまう」という誰もが抱える悩みを解決し、圧倒的なスピードで結果を出すためのビジネス本を紹介します。
【題名】行動と結果がついてくる『すぐやる人の思考法』
【著者】幾波 慶一
本書を一言でまとめると、「行動力は気合や根性ではなく、思考のOSを書き換えて『ゼロ秒で考え、ゼロ秒で動く』ことで身につく」というメッセージが核心となっています。
「手の速さ」ではなく「着手の速さ」
「すぐやる」と聞くと、何も考えずに急いで手を動かすことだと誤解されがちですが、著者はこれを明確に否定しています。
作業そのもののスピードを2倍にするのは不可能に近いですが、取りかかるまでの時間(着手)を10分の1にすることは誰にでもできます。
つまり、生産性を劇的に上げるカギは、迷っている時間をなくし、いかに早く「初動」を起こせるかなのです。
「悩む」と「考える」を切り分ける
では、なぜ着手が遅れてしまうのでしょうか。それは頭の中で「悩んで」しまっているからです。
本書では、「悩み」は不安と言い訳を生んで動きを止めるもの、「考える」は視界を開いて動き出すきっかけをくれるもの、と定義されています。
「失敗したらどうしよう」と悩むのではなく、「最悪の場合何が起こるか? それは自分に対処可能か?」と具体的に考えることで、思考のスイッチが切り替わり、すぐに行動に移せるようになります。
明日から使える!行動を促す「動詞」のタスク術
すぐに着手するための非常に実践的なテクニックとして、「タスクを名詞ではなく動詞で書き出す」という方法が紹介されていました。
たとえば、「過去の議事録」と名詞でメモをするのではなく、「営業から情報をもらう」と動詞で書きます。
名詞だと手段にとらわれてしまいがちですが、動詞で書くことで「何のためにそれをするのか」という目的が明確になり、自然と体が動き出すのです。
最後に
本書の冒頭にある「仕事は、きのこだ」という言葉が印象的でした。
仕事は次々と自然発生的に増えていくものだからこそ、減らそうと悩むのではなく、すぐにとりかかって増え方をコントロールすることが重要なのです。
「すぐ考えて、すぐ動く。立ち止まってすぐ考えて、また動き出す」。
このリズムを組織全体に波及させ、フットワーク軽く挑戦できるチームを作っていきたいと思います。

