投稿者: shigyo_user

オーバーワーク

おはようございます。
鈴木です。

・長時間労働で私生活の時間があまりない

・休日は疲れて、ゴロゴロしている

・新しいことに挑戦する気力が湧かない

・何のために働いているのか分からなくなる

私がオーバーワークの兆候としている指標です。

世間では、長時間労働によるオーバーワークがよく取り上げられていますが、

私はそれに加えて、「過集中」によるオーバーワークにも注目しています。

1日の業務量が12時間分あった場合、普通に業務すると、4時間の残業となります。

そこで業務に集中して、バリバリこなして、12時間分を8時間でこなします。

この行為が行き過ぎると、過集中に陥ってしまいます。

● クリエイティブな思考ができなくなります。

● 精神的にきついので、長く続きません。

● 後でグッタリする時間を含めると、効率が低下します。

オーバーワークを克服する方法には、どのようなものがあるのか?

◆ 責任感を少し和らげる

◆ 自分がいないと、と思う自意識を低下させる

◆ みんなで分担する仕組みを作る

◆ 明日出来るものは、明日に延ばす

◆ 思い切って、他の人に仕事を振る

◆ できる範囲でだけ頑張ると割り切る

◆ 必要性の低い業務をしないことにする

特に、「必要性の低い業務をしないことにする」は効果が高くなります。

仕事自体がなくなるので、負担感が大幅に解消します。

コツは、5年後の自分が、今の自分をみて、

「へぇ~、そんな仕事に時間かけてたんだ。今じゃ、ほとんどしてないな~。」

って笑う姿をイメージすることです。

カウンセリング (2)

鈴木です。
先日のカウンセリングの続きを書きます。
私なりのカウンセリング。

「三十代のA子さんは、今の部署に異動して以降、上司から業務のことで繰り返し注意を受けていた。次第に自信を失い、意欲や気力もなくなりカウンセリングに訪れた。…」

まず客観的に現状を整理します。

 あなたは、一生懸命頑張ろうとしてきた。
 上司は、繰り返し注意している。
 その結果、悪循環に陥っている。

次にA子さんがどうありたいのか?訊きます。

A子「普通に今までどおり仕事がしたいんです。」

では、万が一うまくいくとすれば、どんな風になった場合ですか、と理想の状況を訊いてみます。

A子「上司が私のことを十分理解してくれて、私にできない仕事を振ったり、細かいミスを何度も指摘しないようになってくれれば、今までのように仕事ができると思います。」

なるほど。あなたのことを上司が理解していないことが原因のひとつのなんですね。  

では、どのようにすれば、上司はあなたのことを十分理解してくれますか?

A子「時間を作ってもらって、私に出来る仕事と出来ない仕事をきちんと説明すれば、少しは分かってくれると思います。」

では、まずは、そのことから始めるのがいいでしょう。

今回のように相互理解の不足は、トラブルになることが多いのですが、

どちらが良い悪いではく、理解を深めることに重点を置いて、進めてくださいね。

カウンセリング

鈴木です。
今日の日経夕刊18面の「こころのサプリメント」を読みました。
臨床心理士のカウンセリングです。

「三十代のA子さんは、今の部署に異動して以降、上司から業務のことで繰り返し注意を受けていた。次第に自信を失い、意欲や気力もなくなりカウンセリングに訪れた。…」

「まず、上司の業務の与え方に無理があり、現在のA子さんに高度な要求をして注意するのは筋違いであることを伝えた。さらに、それに応えられないからといってA子さんの能力がないわけではないことを理解してもらい、自信を取り戻してもらった。・・・」

なるほど。まず相手の言うことを受け入れること。
あなたは悪くないことを伝えること。
相談者の心が解きほぐされていくのがイメージできます。

「後日、上司に自分の気持ちを伝え、状況は改善された。」

もうひとつのストーリーを私が用意してみた。

「B子さんは、会社の管理職として、部下数名を率いている。最近、ケアレスミスを繰り返し、仕事を覚える気も感じられない部下が悩みのタネだ。注意すると、さらにやる気をなくし、昨日はとうとう逆ギレして、無理な要求をしないで!と言ってきた。職場の雰囲気はギスギスして悪くなる一方。その人に気を遣ってばかりで、とうとう他のメンバーから何とかしてくださいと泣きつかれた。…」

「まずは、その人に、あなたの仕事振りが周囲に迷惑を掛けていることを率直に伝えてください。」

「後日、部下にはっきり言ったら、自分の非を認めてくれ、部署も落ち着きを取り戻しました。」

自分が困窮すると、他の誰か(何か)に問題があるに違いないと考えるのは、間違っている。

もちろん、それを誘導したり、カウンセリングするのは、論外だ。

上の二つのストーリーは、同一の事象を主人公を変えて、書いている。

どちらが正しいのかは、問題ではない。

それぞれが他者に問題があり、それに対して、行動を起こそうとしていることだ。

カウンセラーが上の例のようなカウンセリングを行っているのであれば、

問題はさらに根が深くなる。

誹謗中傷、恨み合いになってしまう。

上の例では、「状況は改善された。」とハッピーエンドなっているが、

想像してみて欲しい。

ほとんどの人が改善された状況を想像できないと思う。

次回に私のカウンセリングを書きたい。

判断すべき人が決める原則

鈴木です。

経営をしていると、営業戦略などで判断を迫られることが多くあります。

数で勝負するのか、質で勝負するのか。

例えば、契約件数は、数と質の掛け算ですから、
たくさんの会社にアプローチすることも、レベルの高い提案をすることも
どちらも大切です。

どちらに重きを置いて、戦略を立てるのかは、営業の責任者が
市況、競合の動向、メンバーの力量、ノウハウなどを総合的に捉えて、
判断することになります。

どの選択肢も一長一短で、これが絶対に正しい、と思えるものはありません。

判断する人によって、選択肢は違ってくるのでしょう。

大切なのは、リーダーが自分の最大限の能力を駆使して、
ベストと思える選択肢を選択すること。

メンバーは、その選択肢のなかで、最大限に力を発揮することです。

リーダーは選択に責任を負い、メンバーは実行に責任を負います。

自分の意見を言うことが良い、という風潮のもと、
メンバーが、リーダーの判断に異論を唱えることがあります。

たとえ、自分やその周りのメンバーすべてが、その判断に反対であったとしても、
リーダーの判断は尊重されなければなりません。

責任と権限は、常にともにあります。

リーダーが間違ったときに、修正するのはメンバーの責任
と考える人がいますが、

リーダーが間違っている、と考えているのは、自分。
自分の主観的な判断で、間違いと決め付けている訳です。

もちろん、自分だけでなく、周りのメンバーが追随したとしても、
主観的は判断であることには、変わりありません。
人数が多くなっても、客観的な判断にはなり得ません。

判断は、メンバーの多数決で決めるものでなく、判断すべき人が決めるものです。

この判断については、民主主義のしくみと会社やチームのしくみがゴッチャになっていると思われます。

民主主義は、全員が主権者であり、全員が責任を負います。
政府が政策でミスを犯したとしても、全員の税金で補填するということです。

会社やチームのしくみは、判断者に責任があります。
会社が赤字でも、社員には給与が払われるということです。
チームが負けても、その結果によって選手は首にならないということです。

プロスポーツの世界でも
たまに、監督の采配を批判して、処罰される選手がいますよね。

他人事でないビジネスマンがたくさんいることに危惧しています。

会社批判の悪循環

数年前になりますが、当時のある社員に

「ストレス発散に会社の悪口くらい言いますよ。」

と言われたのを覚えています。

「そうか…」
(まあ、いろいろ思うこともあるんだろう。)

私は、かなり批判や悪口には、耐性があるほうだと思っています。

基本的に皆に好かれようと思っているわけではなく、

厳しいことも言うのが役割なので、

ときに誹謗中傷されることも仕事のうちと割り切っています。

それゆえ、会社批判をしている人が目に付いても、特に注意することもなく、

まあ他人は他人、自分の役割をまっとうしようと気にかけてきませんでした。

その社員は、しばらくして辞めていきました。

当然といえば当然。

会社や同僚を批判することは、結局自分の居場所を奪うことに繋がります。

その場で同情したり、同調するふりはしていても、

大抵の人は、文句を言っている人自体の評価を下げます。

文句を言う人は集まってきても、まともな人には、相手にされにくくなります。

私が反省しているのは、その社員に、

会社批判するべきでない、とハッキリ伝えなかったこと。

私は、他人の批判も甘んじて受け入れたつもりでした。

聞き役に徹する上司を演じていました。

批判も受け入れる大きな器の人間でありたいと思っていました。

批判に対し、批判するべきでないと説明するのは、面倒でした。

でも、その考えが、その社員の悪循環を許しました。

自分が良かれと思ってしたことも、結局その人の役には立たない。

よくあることですが、毎回つらいことです。

小手先のことでは、人の役に立つなんて、全然できないと感じた経験でした。

自分にしかできない会社

おはようございます。
鈴木です。

今日はいつもより早くに目が覚めたので、早目に出社して、デスクの整理をしていました。

最近の私のテーマのひとつが、

「自分にしかできない会社を創ること」

今までは、「いい会社」を創ろうとしてきたのですが、

抽象的で、自分でもいまいち分からないところがありました。

会社づくりは、最もクリエイティブな活動のひとつだと思います。

せっかく、会社づくりをできる機会を得たので、

自分らしさが全面に出た会社を創りたいと思うようになりました。

世の中には、星の数ほど会社があって、

他と同じような会社なら存在価値はあまりないような気がします。

自分にしかできない会社はどんな会社なのか、試行錯誤は続いています。

全国学力テストの市町村別結果公表について

鈴木です。

橋下知事の全国学力テストの市町村別結果公表の方針に対し、

一部の教育委員会がこれに反対しています。

理由は、「数字が一人歩きする」

公表された結果をもとに、結果の悪い市町村の保護者が過剰に反応しては困るということです。

教育委員会の気持ちはよく分かりますが、この判断に傲慢さを感じます。

自分たちは、結果を把握しても冷静に対応できるが、

市民は間違った判断をすることがあるので、

情報は、自分たちが出しても良いと考えたもののみを公開すべきということです。

ずいぶんバカにした話です。

民主主義は、国民が主権で、たとえ間違ったとしても、自分たちで判断することを尊重しています。

誰かが正しいと決めたものに従うのではなく、自分の判断で正しいものを見極める。

短期的には、右往左往して見えても、長期的には良い方向へ導いてくれるシステムです。

結果公表をためらう教育委員会の人たちは、自分たちが正しいと決めつけることなく、

市民が判断すべき情報を公表すべきだと思います。

金融不安の連鎖

鈴木です。

金融不安の連鎖が止まりませんね。

株もどこまで下がるのやら、もう諦めの境地です。

世界的な不況は、輸出を中心としたメーカーに大きな打撃になります。

株安は金融機関の資産を大幅に減少させ、貸し渋りも起こります。

実体経済に甚大な悪影響を及ぼすのは必至です。

それにしても、外需に頼ってきた産業構造の脆さが、またしても露呈してしまいました。

個人消費の伸び悩みを放置し、新産業も育成せず、自動車を中心とした輸出産業で景気を

引っ張ってきたツケを数年に渡り払い続けなければならないのです。

何ともくやしい思いです。

どんな不況になっても、人間が生活していく限り、経済活動は停止しません。

やはり生活に必要なリアルな事業を強くしていかなければなりません。

地道な取り組みこそが、将来を明るくすると信じています。

社交ダンス部を退部しました

鈴木です。

昨日は3ヶ月ぶりに大阪市役所の社交ダンス部の定例会(毎週)に行きました。

27歳のときに入れていただいてから12年。

ずいぶん長いことお世話になりました。

東京進出に伴い、業務が多忙になり、やむを得ず、

退部することにしました。

それにしても、12年間もひとつのサークルに在籍するとは、自分でも意外でした。

これからも、こんなに長く同じメンバーと一緒に遊ぶことはないでしょう。

それだけ、居心地が良かったんだと思います。

昨日の練習は、ちょうど部内コンペでした。

即席カップルで踊り、旗判定で勝ち負けを決めて、盛り上がっていました。

退部の挨拶に寄ったので、私は踊らず、みんなの踊りを目に焼き付けていました。

やっぱり寂しいものですね。

日本人の宗教観

鈴木です。

今日の午後は図書館に行ってきました。

できるだけたくさんの本を読みたいと思っていて、

月に30冊を目安にしています。

まだまだ知らないことばかりで、図書館は私にとって最も魅力的な場所のひとつです。

今日はひたすら読みまくり、読みかけも含めて、10冊くらいを読みました。

そのひとつが、五木寛之著の「仏教のこころ」

仏教の根幹に触れてみたいと手に取りました。

当初の思惑を離れて、印象的だったのが、

日本人の宗教観

結婚式は教会で、葬式はお寺で、時々の行事は神社で、という日本人の宗教観は、

欧米からは「シンクレティズム(混合の意味)」で否定的に見られています。

私自身も一貫性がないことに、何となくマイナスイメージを持っていました。

五木さんは、「字」も取り上げて、日本では、漢字、ひらがな、かたかな、ローマ字が混じり合っていると述べています。

「字」も「宗教」も文化そのものです。

日本人には、他のものを取り入れ、融合させる「寛容さ」があるというのです。

一貫性がないと卑下するよりも、どんどん取り入れる寛容さがある、とこれからは言いたい。

私もうれしいことに、日本人の特性を持っているようです。

あっさり五木さんの考え方を自分に融合させましたから。
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