契約書・利用規約の作成

プライバシーポリシー

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■プライバシーポリシーとは

プライバシーポリシーとは、自社の個人情報の取扱いルールをまとめた文書です。

個人情報の利用目的・委託・第三者提供等の取扱いルールを定めた上で、

ホームページや店頭で公表されるケースが一般的です。

実際は、「プライバシーポリシー」という名称だけでなく、

「個人情報保護宣言」や「個人情報保護方針」等と表現される場合もあります。

■プライバシーポリシーは、作成すべき!?

プライバシーポリシーは、個人情報保護法等で、それ自体の作成が義務付けられている訳ではありません。

ただ、個人情報保護法では「個人情報を取得等する時に、本人に通知等すべき事項」が定められており、

この義務事項に対応する為に、プライバシーポリシーの作成が一般的になっています。

また、昨今個人情報の重要性が高まる中で、従業員情報を含め個人情報を扱わない事業者はほぼおらず、

プライバシーポリシーを公表することで、顧客や従業員からの信頼を得る効果もあります。

なお、Pマーク(プライバシーマーク)制度では、個人情報保護方針の策定・公表が義務付けられている為、

Pマークを取得する事業者は、必ず、個人情報保護方針等の作成・公表が必要です。

■プライバシーポリシーを作成する場合のポイント

①雛形の安易な利用は避け、自社の個人情報の取扱実態をふまえた内容に

プライバシーポリシーは、Web上に雛形・テンプレートが多数あり、

他社のプライバシーポリシー等も見ることができますが、安易な転用は厳禁です。

まずは、自社の個人情報の取扱実態(※)と今後の可能性を整理した上で、

その内容に沿ったプライバシーポリシーを作成する必要があります。

(※)何の為にどんな個人情報を入手するのか、個人情報をどう利活用するのか等

②対応すべき規制の確認を

プライバシーポリシーは、通常、個人情報保護法やその関連法規制(ガイドライン等)に従って作成します。

ただ、分野によっては、個人情報の取扱い規制が個別に策定されていたり、

自主規制団体(協会等)の規則で、別途のルールが定められている場合もあります。

(例:「金融分野における個人情報保護に関するガイドライン」等)

金融分野でプライバシーポリシーを作成する場合は、一般的な個人情報規制に加え、

この分野別のガイドライン等へも対応することが必要です。

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