鈴木 徹司

マイクロファイナンス

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この3連休は、マイクロファイナンスについて考える時間になりました。
ムハマド・ユヌス氏がノーベル平和賞をとって以来、世界的に注目されていますが、
その問題点も浮き彫りになってきたようです。

貧困層にお金が回ることは、重要なことの一つですが、
経営にはヒトが最重要です。

お金がないだけで、ヒトもノウハウも揃っている場合は、
小額の融資でも有効に作用しますが、
そんなケースは稀でしょう。

貧困層が商売する場合、
最も欠けているのは、経営能力のような気がします。

顧客のニーズを汲み、創意工夫を重ね、リスクをマネジメントしながら経営する。
なかなか教えられることではありません。

お金とセットで経営教育もできればベストなんですが、
小額の利ざやで、どうしたらそんなサービスが提供できるのか、
難しい問題を考え続けています。