鈴木 徹司

大学時代の転機(2)

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鈴木です。

(つづき)

数年後に人工透析になる可能性と、人工透析後の5年生存率を考えて、

自分の寿命は30歳くらいかな、と他人事のように、計算していました。

まあ、楽しいことたくさんもあったし、彼女もできたし、結構良かったな、

なんてことを、ボーっと考えていました。

泣きたくなるような絶望感もなかったのですが、

見るものからは色がなくなって、モノクロになってしまい、

本当にそうなるんだ、変なところで感心しました。

やがて、あと10年として、やり残していることはないかな、と考え始めました。

(つづく)