清水 侑

難しい言葉より、簡単な言葉が響く

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こんにちは。新宿オフィスの清水です。

人に何かを伝える時、「意味」は伝わるけれど、
思うように「響いていない」と思うことがあります。

また、自分自身に教訓や心がけを思うときも、
この「響いていない」という感覚になることもあります。

「どうやったら、他人や自分に「響く」だろうか?」

この疑問を、漠然としながらですが、
何年間も持っていたような気がします。

しかし、昨日、ふとしたきっかけがありました。

仕事上の難しいことを、専門外の人がわかるように、
簡単な言葉と表現で説明しようとした時、

内容が、より理解しやすいようになっただけでなく、
自分の中に、よりしっかりと「それ」が根づいたような感覚になりました。

その時、

「そうか!難しい言葉より、簡単な言葉が「響く」んだ!」

と気がついたのです。

例えば、誰かから、「本質が重要」と言われたら・・・?

意味はわかります。重要性もわかります。
しかし、どこか「ピンとこない」かもしれません。

しかし、もし、

「あなたが見るその「何か」の、一番大切なことを掴みなさい」

と言われたら・・・・?

私は、自分の中にその言葉がしっかりと「響く」ような気がしました。

その言葉が「ズン」と響き、自分の中に小さな衝撃を与える感覚。
言葉が「確かなもの」になったような、そんなように思えます。

そして、「響く」ことで、

言葉の「意味」を理解しただけでなく、次の「行動」に結びつく。
「一番大切なこと」を掴もうとする。
そういう変化を自分自身に感じます。

言葉は、簡単にする。

それは、理解しやすいから、という表面的なだけでなく、

より、「響く」、そして、「行動」に結びつく。

そういうところに、大切なことがあるような気がします。