鈴木 徹司

起業は、まず売上

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鈴木です。

仕事上、多くの起業家に会ってきました。

将来への夢と不安をたくさん抱えて、来社されます。

弊社では、会社設立や融資手続きの代行をしているので、

事業計画について、詳しく訊くことになります。

事業計画では、

売上、仕入れ、経費、利益、資金繰りを数字で表すことになりますが、

創業時には、あまり詳細は分からないのが実情です。

売上予想を元に、数字合わせのようになってしまうことも多く、

あまり信憑性のない計画になります。

そんな事業計画に対し、売上計画は大切です。

売上計画も事業計画の一部ですが、より深い検証が求められます。

売上さえ上がれば、他のことは何とかなりますが、

売上が立たなければ、何ともなりません。

前職の経験を生かして、独立する場合、

趣味が高じて、起業する場合、

新たなビジネスモデルを思いついて、事業を起こす場合、

どのケースも、

「本当にそんなに売上は上がるのか?」

「上がらないとすれば、どんな場合か?」

「誰がやっても、売上は上がるのか?」

「なぜ、自分だと上がるのか?」

「売上は、最低1年くらいは維持できるのか?」

「自分の見込みは甘くないか?」

何度も何度も、自問自答しなければ、なりません。

不安を解消したい一心から、見込みはどうしても甘くなりがちなのです。

私も、弊社に来られた依頼者には、

売上について、しつこく訊いて、

起業の成功に貢献したいと思っています。