清水 侑

単価を上げるには

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個人的には業績を追うタイプではなく、
面白いか、成長できるかという過程を重視するタイプですが、
客観的に考えると、業績は重要だと思います。

会社は、皆が集り、価値を生み、お金を稼ぐ組織です。
私たちは、対価として給料を得ています。
業績は「お金をどれだけ稼いだか」の指標なので、
向き合わないのは違うんじゃないかなと思います。

さて、昨日のブログの続きです。単価を上げる方法です。

単価を上げるポイントは、希少性です。

私たちが住む市場経済システムの源泉は、希少性です。
人がお金を出すのは、それが希少だからです。

エルメスのバーキンが高価なのに売れるのは、
エルメスだけがバーキンを作れるからです。

希少性がなければ、価格競争になり、単価が安くなります。

それでは、どうすれば希少性をもてるでしょうか。

一つの方法は、100分の1×100分の1×100分の1で、
100万分の1のレア人材になることです。

これは、東京都で初めて中学校の民間人校長になった、
藤原和博さんが提唱した方法です。

100万人に1人の存在になる方法 不透明な未来を生き延びるための人生戦略
(藤原和博、ダイヤモンド社)

一つの分野で100万分の1といったレアな人材になることは、
すごく難しいです。

しかし、100分の1を3つ掛け合わせれば、どうでしょうか。
100分の1であれば、一定時間、努力すれば何とかなります。

なので、どうすれば、自分のスキルや属性を組み合わせ、
世の中が望む形で、希少性を高めることができるか。

それが、単価を上げるのに大切だと思います。