名取 正輝

外国人採用

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秋葉原支店の名取です。

今年4月から外国人労働者の受入拡大の世策として新在留資格「特定技能」がスタートしました。そういった背景もあり、最近では制度説明や外国人活用についてセミナー講師のお話もいただくようになりました。

先日も青森県でセミナーを担当させていただきましたが、やはり土地・エリアによって、企業様の考え方や外国人受入意識も千差万別であると感じました。

青森県では、昨今外国人の労働者数が飛躍的に増加しているというデータはあるものの、潜在性からみると、まだまだ一般に浸透しているとは言えない状況のようで、今回のセミナーの参加企業様も、現状外国人雇用経験がなく、今後活用を検討中という方がほとんどでした。

通常セミナーでは以下の内容をメインとしてご案内しています。

・外国人労働者の情勢・動向
・在留資格制度(ビザ)の理解・手続きの方法
・雇用後の注意点、定着性等

ただ、上記知識を理解いただいたとしても、全く初めての外国人採用という企業様にとっては、「じゃあ具体的に何から始めれば。。」という点は当然の疑問ですよね。

実際には、まず以下からスタートするわけですが、

①採用ルートの確保
②社内の受け入れ体制を作る

この点は、これまでセミナーでもさらっと触れる程度の案内になっていました。よく考えてみれば、外国人採用・活用を行うための、はじめの一歩として非常に重要なステップですよね。

会社としては採用コストをなるべく抑え、外国人材を確保したいわけですし、その上で自社にマッチングする方を選考しなくてはなりません。自社にとってどの媒体が有効なのかの見極めの必要です。(HP掲載、求人情報サイト、人材紹介、ハローワーク、企業説明会への参加等)

また、会社全体として外国人受入の体制を整えることも採用後の定着に大きく影響します。社長や上層部の意向だけで判断しても、現場の既存社員の方々の理解がなくては、成り立ちません。

初めて雇用した方の良し悪しで、その後の外国人雇用の意欲も大きく左右される傾向にあり、最初の1人は本当に重要です。今後はこのあたりのノウハウや成功事例・失敗事例も含めた、ご案内をしていきたいと思っています。