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ドラフト審査時の注意点

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ドラフト審査は、正式な申請の前に、当局が申請書類をチェックする段階です。


実務上の流れは、当局との面談ののちに、提出するべき書類が指示され、

事業者はこれらを用意してメールで提出します(通常はワード、エクセル、パワーポイントファイル)。

その後、当局は書類をチェックし、指摘事項や質問事項をコメントとして返信します。

事業者は提出済み書類に対するコメントに対してすべて回答し、再度提出を行います。

このプロセスを、当局の承認が得られるまで繰り返します。


書類は一度にすべて提出するのではなく、当局の指示に従って段階的に提出します。

クレジットカード番号等取扱契約締結事業者登録でのドラフト審査では、

社内規則の調整に時間がかかることが多いように感じます。→別記事「社内規則の重要ポイント


当局は、運営体制が法規制に適合しているかどうかを確認し、必要に応じて指摘を行いますが、

その指摘の背後にある理由は明示されないことがあります。

したがって、法規制の趣旨を理解した上で書類を作成することが重要です。


弊社は、当該許認可のライセンス取得を全面的にサポートしており、

当局との連絡窓口として、ドラフト審査時にも事業者のスムーズな手続を目指して支援しています。

ただし、実際の業務遂行は事業者自身が行うものであり、

当局は事業者が規制を理解しているかどうかを重要視しています。

場合によっては、当局は事業者との面談を設定し、直接に指摘事項を伝えることもあります。

弊社は、法規制の趣旨の説明や事業者に求められる要件についても詳細に説明を行い、

事業者の方がライセンス取得後も適切に業務を遂行できるよう支援します。