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【改善基準告示】自動車運転者の休憩の考え方について

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改善基準告示とは、「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」(厚生労働大臣告示)のことを言います。
自動車運転者の長時間労働を防止し、労働者自身の健康確保、
国民の安全確保を図っています。

 

本告示では、トラック、バス、ハイヤー・タクシーなどの自動車運転者について、
労働時間等の労働条件の向上を図るため拘束時間の上限、
休息期間について基準が設けられています。

 

近年、自動車運転者の健康確保などのため改めて見直され、
拘束時間の上限や休息期間の改正が2024年4月1日から施行されます。
詳しくは、下記HPを参照ください。

厚生労働省HP「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準(改善基準告示)」

 

改善基準告示によって、「運転の中断」が「原則として休憩」として定義され、その

下限時間が、原則「おおむね連続10分以上」と変更されます。

 

そのため、今後は、より明確に休憩時間の管理が必要となります。運転日報への記入も求められますので、
注意が必要です。

 

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弊社では、クライアントの規制対応の実施状況や課題等に応じて、主に以下の支援を提供しています。

 

今の管理方法で漏れなく対応できているのか、許認可管理が属人化してしまっており、引継ぎに不安がある等ありましたら、お気軽にお問い合わせください。

 

<業務内容例>

(1)対象規制等の洗い出し

ヒアリングや実態調査の結果を通じ、現在の事業内容及び今後の事業展開をふまえ、

キャッチアップ/留意すべき法規制等を洗い出します。

社内で洗い出した規制一覧に、外部の目線を入れることで抜け・漏れを予防したり、

定期的な適用規制の見直しにも、活用いただけます。

 

(2)対象規制への対応

洗い出した法規制等への適切な対応に向け、必要な支援を、

弊社コンサルタントが一定期間伴走する形で実施します。

(支援内容例)

・必要な社内体制・業務フローの構築支援

・効果的な規程・マニュアル等の策定支援

・各種法令やガイドライン等の法改正アラート配信

・チェックリスト・実務様式の策定支援

・役職員の教育・研修(コンプライアンス指導等)

・許認可一括管理・資格者一括管理(有効な資格管理・更新)

・行政相談・行政相談同行  

・新規事業・法改正時の規制調査・規制リスト作成  等

 

(3)規制対応状況の監視・モニタリング支援

洗い出した法規制等への対応状況、社内規程等の実行状況等、

規制対応に関する不正・問題発生等の確認・監視を目的に、

業務の実態調査(内部監査)を実施します。

予備・実地調査後、規制対応に関する不備事項・問題点等を洗い出し、

報告書として報告します。(ご希望に応じて、講評会・改善支援も可)