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中部地整局:大型車の通行適正化へ 重量超過、取り締まり(特殊車両通行許可申請に影響か)

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サポート行政書士法人名古屋オフィスの岸本です。

 

中部地方整備局は21日、愛知県岡崎市の道の駅「藤川宿」で、大型車両の通行適正化を呼び掛ける啓発活動を行いました。

 

近辺の国道1号沿いでは、重量超過車両の取り締まりを実施しました。このような道路や老朽化した橋りょうへの影響を訴える活動としては、全国の地方整備局では初めてです。

中部地方整備局では1月、地元経済団体をはじめ、中部運輸局や愛知、岐阜、三重の各県トラック協会、警察本部、道路管理部、中日本高速道路などと大型車両通行適正化に向けた中部地域連絡協議会を発足させました。

 

トラック業界や荷主に対し、基準の2倍以上の重量超過をした悪質違反者には、告発(レッドカード)に加え、道路法102条で100万円以下の罰金を科し、厳罰化を促進しています。一方、3月末に公布されたトレーラの軸重と車両長制限の緩和など、2014年10月から大型車両が通行できる道路の範囲拡大と適正利用者の許可簡素化のインセンティブが与えられたことなどを広報しました。

 

同様の活動は三重、岐阜の両県でも計画中です。8月以降に予定する協議会の本格的な取り組みに向け、より多くの人に理解を求めていくそうです。