投稿者: shigyo_user

起業は、まず売上

鈴木です。

仕事上、多くの起業家に会ってきました。

将来への夢と不安をたくさん抱えて、来社されます。

弊社では、会社設立や融資手続きの代行をしているので、

事業計画について、詳しく訊くことになります。

事業計画では、

売上、仕入れ、経費、利益、資金繰りを数字で表すことになりますが、

創業時には、あまり詳細は分からないのが実情です。

売上予想を元に、数字合わせのようになってしまうことも多く、

あまり信憑性のない計画になります。

そんな事業計画に対し、売上計画は大切です。

売上計画も事業計画の一部ですが、より深い検証が求められます。

売上さえ上がれば、他のことは何とかなりますが、

売上が立たなければ、何ともなりません。

前職の経験を生かして、独立する場合、

趣味が高じて、起業する場合、

新たなビジネスモデルを思いついて、事業を起こす場合、

どのケースも、

「本当にそんなに売上は上がるのか?」

「上がらないとすれば、どんな場合か?」

「誰がやっても、売上は上がるのか?」

「なぜ、自分だと上がるのか?」

「売上は、最低1年くらいは維持できるのか?」

「自分の見込みは甘くないか?」

何度も何度も、自問自答しなければ、なりません。

不安を解消したい一心から、見込みはどうしても甘くなりがちなのです。

私も、弊社に来られた依頼者には、

売上について、しつこく訊いて、

起業の成功に貢献したいと思っています。

マナー違反

鈴木です。

御堂筋沿いで、路上タバコが条例で禁止されて、半年くらいになります。

特に混乱もなく、施行されています。

そもそも、タバコは、マナーの問題です。

他人が嫌がることをしない

他人が不快に感じることをしない

他人に危険なことはしない

という、ごく当たり前のマナーは、

もちろんタバコにも当てはまります。

普段、礼儀正しい人も、タバコのこととなると、

周囲への配慮が欠けてしまうのが残念です。

個人の趣味嗜好は、自由ですが、

その自由は他人に迷惑をかけないことが前提です。

タバコの有害性を過小評価して、

たいして迷惑をかけていない、と考えるのは、あまりに身勝手です。

タバコの問題のひとつは、既得権にあります。

今まで許されてきたので、許されることが当然と思ってしまうのです。

他の迷惑行為と比べると、社会はずいぶん、タバコに甘かったと言わざるを得ません。

喫煙者の数も多いものだから、問題を正視しなくても、仲間がいるので何とかやっていけます。

もうひとつの問題は、

喫煙者は、被害者であり、加害者である点です。

もともと、そんな迷惑をかけるつもりで吸い始めたわけではありません。

いつの間にか、迷惑がられている、というのが実感でしょうか。

真面目な人ほど、頑なに、吸い続けているように思えます。

私は、個人の嗜好品としてのタバコは否定しません。

有害性があったとしても、その人の責任の範囲内だと思うからです。

しかし、他の人に迷惑をかけるマナー違反は、いけません。

自分で気づかない限り、周囲の人は嫌な思いをし続けることになります。

モニター意見

鈴木です。

書くのは、楽しいですね。

一話、10分を目安に書いています。

構成も考えずに書いていますので、読みにくい部分もあると思いますが、

自分の正直な気持ちが表れていると思います。

先日、営業企画会議でこんなことがありました。

ある企画について、意見を求めたところ、

「私が(相手先の)担当者だとしたら、それはイヤだと思う。」

この意見について、他のメンバーが違和感を持たなかったことに

さらに危機感を覚えました。

「その商品は、私なら買わない。」

「私は、こっちの色のほうが好きです。」

このような意見を、私は、「 モニター意見 」と呼んでいます。(自分だけ)

名前のとおり、モニターがその商品・企画について、

ユーザーとしての自分の個人的な感想を述べる意見です。

対する「正社員意見」は、自分の趣味嗜好ではなく、

その商品・企画が、会社にとってどうなのかを述べる意見です。

当然、求められたのは、正社員としての意見表明。

その個人の好き嫌いではありません。

モニター意見と正社員意見

その意見の違いが、明確に分かっていないのです。

その違いとは、もちろん自分の立場の違い。

どういう立場で意見を言うのかを、常に意識しなければなりません。

会議がまとまらないときは、思い出してください。

誰かが立場をわきまえずに、発言しているからかもしれません。

ひきこもりの問題

鈴木です。

ひきこもりの問題は根深いですね。

私と同年代の30代後半にまで広がっていて、本人と家族の苦悩は計り知れません。

主な原因は、家庭と社会の厳しさのギャップに、本人が対応できないことです。

例外もあるでしょうが、

やはり、甘い家庭で育った子供が、社会の厳しさを目の当たりにして、

躊躇してしまうようです。

今日のTVでも、親に責任があるのか、を議論していましたが、

当の親は、甘やかしている意識がないものだから、

責任感がなく、どちらかというと被害者的な意識のように感じました。

子供の問題ではなく、親の問題なんでしょうね。

私が一番罪つくりな発言と思うのが、

「自分の好きなことを仕事にしなさい」

と言う親の言葉。

そう言う親は、たいてい、好きなことを仕事にせず、

我慢して、働いてきた方です。

自分ができなかったので、子供には好きなことを仕事にして欲しいと願っている訳です。

ただ、その願いは、親の思いとは裏腹に、子供に悪影響を及ぼします。

まず、子供は、自分の好きなことって何?って訳も分からず、探し始めます。

自分探しの旅は、ときに10数年に及んでしまいます。

次に、自分の好きなことを仕事にできなければ、ダメなのかと勘違いしてしまいます。

目の前の仕事に一所懸命頑張る自分に価値を見出せなくなります。

もし、好きなことを仕事にするべきだ、っと思うなら、親が自分でやればいいんです。

脱サラでもして、思い切りやればいいんです。

年のせいなんかにして、自分ではせずに、

その願いを子供に押し付ける。

しかも、自分の一方的な願いであることを明かさず、

それが社会の常識であるかのように教える。

子供は迷路の中に入ってしまいます。

社会は、自分の好きなことを仕事にした一握りの人と、

与えられた仕事に喜びを見出して頑張っている大多数の人によって、構成されています。

その常識を、もう一度、はじめから教えることが、問題解決の一歩になると思います。

終業時間が早くなりました

鈴木です。

先日、ノー残業デーの話を書きました。

その後、みんなの頑張りもあって、終業時間が早くなりました。

最近の社長訓示は、時間内に業務が終わらせるように、

それぞれの業務を終了時間を設定して、取り組むことです。

集中力も増し、社内の雰囲気も良くなったと感じています。

定時の1時間前くらいからは、ラストスパートに入る社員もいて、

ほほえましく見ています。

長時間労働は、心身ともに疲れます。

クリエイティブな発想を阻害し、業務の効率化も遅らせます。

また、個人の能力アップにも繋がりません。

私の目指す「カッコいい社長」は、

長時間労働による業績アップ、という脇道の先にはありません。

私自身も、本道を歩きたいと思っています。

世の中はチャンスに溢れている

鈴木です。

新聞やニュースは、相変わらず、暗いニュースが多いですね。

どんな問題も、社会全体の問題とばかり、大げさに報道するものだから、

受け取る側はどうしても暗くなってしまいます。

体制への批判はメディアの使命とはいえ、

世相に与える悪影響は大きいと思います。

素直な人ほど、日本じゅうが、問題点ばかりで、

八方塞のような状況だと感じてしまうのではないかと心配です。

私は、今の世の中には、チャンスが溢れていると感じています。

それは不自由な時代に、よりよい未来を残そうと尽力してくれた先祖の方々のおかげです。

感謝、感謝です。

こんないい世の中に生まれて、文句ばかりを言ってたら、バチが当たる、と正直思います。

今、この世に生きていることこそ、チャンスです。

今置かれている状況こそ、チャンスです。

絶望なんかしてはいけません。

どうしても、チャンスって思えない人に、こっそり私の愛読書を教えます。

「自殺って言えなかった。」 (自死遺児編集委員会・あしなが育英会〔編〕)

自死を選んだ人の無念、遺族の深い悲しみが胸に響きます。

現状が少々大変でも、

自分は生きている、まだまだ前に進めるって、心の底から思えます。

カッコいい上司になるには?

おはようございます。鈴木です。

子どもがビアノの練習をして、妻がベランダの草花に水をやっています。

平和なGWが始まりました。

今日のブログでは、「新フジマキに聞け」に参戦です。

朝日新聞の別紙についているコラムで、藤巻兄弟が同じ質問に対して、答えてくれます。

兄弟の考えの違いもよく分かり、楽しく読んでいます。

今日の質問は

「4月から部下がいる役職になりました。テレビのCMに出てくるような、

 カッコいい上司にあこがれているのですが、どうしたらなれるでしょうか?」

まずはおめでとうございます。

部下ができるということは、それだけ認められたってことです。

誇るべきことだと思います。

テレビCMに出てくるカッコいい上司っていうのは、

マークXのCMで、

「男の真ん中でいたいじゃないか」って言っている佐藤浩市さんのような上司?

それとも

エビスビールのCMで、居酒屋で小池栄子さんと盛り上がる西田敏行さんのような上司?

どちらも、その人らしさが出ていて、魅力的ですね。

どうしたらなれるでしょうか?と訊きながら、

本当は、自分のイメージする「 カッコいい上司 」にどうしたらなれるかも

そんな簡単になれないことも、

既にあなたは知っているんです。

でも、そのやり方は、しんどそうだし、地味だし、時間がかかりそうです。

だから、もし、簡単になれる方法を知ってたら、教えて欲しいな、って考えているんです。

私は、あなたが既に知っているカッコいい上司になる本道を支持します。

そして、安易な脇道への選択を否定します。

カッコいい上司への一歩は、まずはネクタイから、なんて脇道に入ってしまったら、大変です。

あなたが守り、育てるべき部下もガックリですよ。

信用できなくなったら、起業!

鈴木です。

昨日、「サラリーマンである限り、会社を信用しないと、うまくいくものもいきません。」

と書きました。

どうしても会社を信用できなくなってしまった方もいると思います。

そんな方には、起業をお勧めします。

日本は誰だって、起業できる自由な国です。

チャンスは溢れ、当たり前のことをすれば十分食っていけます。

会社に不満を言ったり、社会の問題点を声高に叫び続けるパワーを

起業に生かすほうが得策です。

社会のためにもなります。

問題のある会社は、遅かれ早かれ自然に淘汰されていくものですから、

そこに貴重なパワーと時間を使うのは、もったいない。

同じ苦労でも、前向きな苦労は楽しいですよ。

信用するから、信用される

おつかれさまです。鈴木です。

今日は朝から忙しくて、あっという間に夜になりました。

今日午後の外務省方針が発表されました。

日本語が堪能な外国人の在留期間が最長3年から5年に延びることとなります。

弊社に入管手続きを依頼に来られる外国人にも、日本語がペラペラな方も多く、

在留期間に延びることは、安定した生活を維持するうえでも大切なことです。

外国人との共生社会を目指して、制度が改善されていくことを歓迎します。

さて、人材紹介のコンサルタントをしていると、毎日新たな人と出会います。

多くの転職希望者と面談するなかで、最近、退職(転職)理由に注目しています。

特に解雇や雇い止め、採用時との雇用条件相違などで退職された方の心のキズが気になります。

本人はあまり意識していないのですが、

会社への不信感がネガティブな雰囲気を醸し出してしまっています。

人材紹介コンサルタントは、採否を決めるわけでなく、転職をお世話する立場ですから、

その人がポジティブな気持ちになれるようにサポートします。

サラリーマンである限り、会社を信用しないと、うまくいくものもいきません。

何度も転職を繰り返している方は、疑心暗鬼の悪循環に陥っている可能性があります。

会社を信用できなくて、退職する。

次の会社もやっぱり信用できないので、今度こそ信用できる会社を探したい。

残念ながら、その人に信用される会社は、なかなかありません。

信用するから、信用される

その好循環を作っていくのは、やっぱり自分からです。 大変ですが・・・

仕事を楽しみたい!

こんにちは。鈴木です。

休日の昼下がり、けだるい時間のなかで書いています。

昨日のTV番組「カンブリア宮殿」で、

株式会社リンクアンドモチベーションの小笹社長がこんなことを言っていました。


「 面白い仕事とか、面白くない仕事ってのはない。

その仕事を楽しめる自分がいるか、いないかだけだ。」

かつて、私が在籍していた保険会社でも、営業社員のなかに不平不満が渦巻いていたことがありました。

会社や上司の問題点に注目し、それを吹聴する社員、っていうのはどこにもいますよね。

そのときに入社した新入社員は、悲惨でした。

入社して早々、親切ぶった先輩社員に会社の問題点を大げさに教え込まれます。

全く、迷惑な話ですよね。

2ヶ月もすれば、不満社員の出来上がりです。

先輩社員は、仲間ができたと喜びますが、

そんな社員が通用するほど、社会は甘くなく、ほどなく、辞めていくことになります。

まさに悪循環で、最大の被害者は新入社員です。

逆に、不満を言う人がなく、自分の仕事にそれぞれが集中している時期もありました。

同じ会社で、同じ上司、もちろん待遇やシステムも同じです。

そのときは、各社員が業績を伸ばし、営業所全体の業績も好調でした。

なぜ、同じ環境で、こんな悪循環や好循環が起こるのか?

やはり社員それぞれの気持ちの持ちようなんでしょう。

不満の心でみるのか、感謝の心でみるのか、

それによって、その人と、その周りの人の人生も大きく変わってくるのです。
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