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永住ビザが無くなる!?

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皆様、こんにちは。

大阪オフィス 永住ビザ担当の芳村です。
 
さて、平成24年7月に新しい在留制度へ移行するということで、
当社でも、この制度についてかなり多くの質問・相談をいただいております。
 
その中でも特に多いのが、
「新在留制度になると、永住ビザが無くなってしまうのではないか?」
というご質問です。
 
これについて、先に結論を申し上げましょう。
 
新在留制度へ移行しても、永住ビザが無くなることはありません。
 
つまり要件さえ満たせば、新在留制度でも永住ビザを取得する事はできます。
 
平成24年7月9日から施行される新在留資格管理制度の主な変更点としては
①:在留カードが交付される
②:在留期間が最長5年になる
③:再入国許可の制度が変わる
④: 外国人登録制度が廃止される
これら4点が挙げられています。
「永住ビザがなってしまう!」と心配される方は、
この変更の中の「②:在留期間が最長5年になる」という文面から、
「最長が5年=永住は無い」と認識されているのではないかと思われます。
 
しかし、この②の内容は、あくまで在留期間が定められているビザ
(人文知識・国際業務ビザや投資・経営ビザなど)についてのものになります。
 
そのため、「在留期間」という考え方が無い「永住ビザ」については、
「在留期間が最長5年になる」という改正については関係もありません。
(もう少し踏み込むと、最長の在留期間が5年になるという事は、
永住ビザを取得するための条件に少し関わってくるのですが、
これについては別に話したいと思います。
いずれにせよ、「永住」というビザが無くなってしまうことはありません)
 
また、この「最長5年になる」という改正も、
改正前の在留期間は最長で3年であったものが、
改正によって最長5年に伸びるため、
永住ビザ以外のビザ(就労ビザなど)で日本に滞在される外国の方にとっては、
より日本で働きやすくなる改正である、と言えます。
 
当社では、この永住ビザの申請に関してのサポートも行っております!
永住ビザの申請をお考えの方は、ぜひ当社にご相談ください。
初回相談は無料で承ります。お気軽にどうぞ!