鈴木 徹司

問題解決は自分から

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鈴木です。

先日、新聞でこんな話を読みました。

経営者が、お昼休みに社員に声を掛ける。

「最近はどうですか?」

「残業続きで忙しくて大変です。」

違う社員に声を掛ける。

「仕事はどうですか?」

「忙しいのですが、重複している業務があるようです。今改善策を検討しています。」

その経営者は、

前者の社員には、まだまだ管理職になれるレベルではない、と判断し、

後者の社員には、見込みがあるぞ、と感じる。

同じように 「忙しい」 と答えているにも関わらず、評価は真っ二つです。

前者は、受動的で、問題解決は会社がするはずと、当事者でありながら他人任せです。

後者は、自分なりに問題を解決しようと試みています。

どんな問題にも、自分で取り組むのか、誰かが解決してくれるのを待つのか。

その姿勢が、その人の人生をも決めるように思います。