
最近、高度人材の申請が増えてきて、
どのような書類を出せば一度で受け付けてもらえるのかを熟知してきたように感じます!
さて、先日の朝の3分間スピーチで「仕事を楽しんでいる人は居心地の良い環境を作れている」
という話があり、どうしたら「居心地の良い環境」を作れるのか、考えてみました。
自分自身、これまで何社かでの勤務を経験してきて、
スタッフ同士の「コミュニケーションの量」が居心地の良い環境作りにかなり大きく影響すると思っています。
では、どうやってコミュニケーション量を増やしたらいいのか。
抽象的な表現で分かりにくいかもしれませんが、「自分の中の相手の木」と
「相手の中の自分の木」を育てることを意識すると、増えるのではないかと思います。
「Aさんは自転車が趣味で、富士山まで自転車で行ったことがある」
という例えでは
Aさん=幹
自転車=枝
富士山に行ったことがある=葉
という感じで、人物を幹として、付随する情報が枝や葉になっています。
その人の情報をどんどん集めていけば、より大きな「相手の木」が育ちます。
逆も同じで、自分がどんどん発信していけば、「相手の中の自分の木」が育っていきます。
小学校のときに「先生あのね」というタイトルで、自分の興味や身の回りで起こった出来事を
取り留めなく伝えるノートがあった人もいると思います。
そのような感じで、周りの人に自分のことを話し、相手の話を聞くと、
思わぬところで「自分の枝」と「相手の枝」が結びつくポイントが出てきて、
深いコミュニケーションをとれるということもあると思います。
ある程度、お互いの「木」が育ってくれば、関係性も良くなり、
深いコミュニケーションが取れるようになりますが、「先生あのね」レベルの内容では、
「質の高い」コミュニケーションを取ることはちょっと難しいと思います。
そこで、「予定調和を崩す」ということに挑戦してみる方法を思いつきました。
「私、太ったかな?」の問いかけに対して「そんなことないよー!」
と答えるのが予定調和の存在する会話。
問いかけた本人も、「そんなことないよー!」を期待しているはずです。
本人が期待したように会話が進めばそれでいいのかもしれませんが、
この会話、結局は印象に残らないし、意味が無いのかもしれません。
例えば、「うん、確かに太った気がする」と答えたら、
それは「予定調和を崩した」会話になって、
印象に残り、その人が食生活を改善するきっかけになることもあるかもしれません。
信頼関係を構築できていれば、相手も傷つくことなく、
「質の高い」コミュニケーションを取れたと呼べるのではないでしょうか。
これは究極な例かもしれませんが、いい意味で期待を裏切る、印象深い
「予定調和を崩した」会話をするよう意識して
「質」の高いコミュニケーションを目指していきましょう!