投稿者: shigyo_user

内定をお伝えするときが最も幸せです

鈴木です。

おはようございます。

昨日は、ある会社に応募していた登録者2人に内定が出ました。

人材コンサルタントとして、内定をお伝えするときが最も幸せです。

その人に合う会社とのマッチングは年齢とともに難しくなり、

40代になると、かなり数は少なくなります。

少ないチャンスをどう生かすかが、ポイントで、

アドバイスにも力が入ります。

今後も、たくさんの方の力になりたいと思います。

困った人は、困っている人

鈴木です。

今日の朝日新聞に、「困った子」は「困っている子」という記事がありました。

先生たちが表面的に見て「困った子」だと感じているのは、

実は「困っている子」なんです、ということです。

問題に直面したときに、本質を見抜かなければならないと再認識しました。

この記事自体は、学校の問題児を取り上げたものですが、

大人の社会にも困った人はいます。

それぞれの人が、何らかの問題を抱えています。

子供時代は、前述の記事ように先生が面倒をみてくれることもありますが、

社会に出ると、困った人、トラブルメーカーとして、排斥されるだけです。

大人でも、自分自身ではどうにもならなくなることがあります。

すべて、自己責任として、片付けられるのでなく、

周りの人も何か分担してあげることが必要です。

誰でも、困った人とは、あまり関わりたくないのが本音ですが、

各人がもう一歩深く関わることが社会全体の安定に繋がるような気がします。

感謝されることはあまりないですが、私自身も少しだけ世話を焼くようにしています。

時間リスクを考えて、起業しよう

鈴木です。

ローリスク起業っていうのが流行っていますね。

起業のときにリスクを抑えたい、と考えるのは当然です。

ただ、誤解を招いているところもあります。

ローリスクはローリターンであり、ハイリスクはハイリターンであること。

これは、経済の大原則です。

ローリスクでハイリターンを得られるように書いてある起業に関する本も見かけますが、

それは間違いです。

リスクは、「お金」と「時間」の両方を考える必要があります。

事業で一定の成果を得ようとした場合、

一定額のお金を資金としてつぎ込むか、相応の時間をかけるか、

その総計がリスクです。

手持ちの10万円を使って起業しても、年商1000万円になるまででも、

かなりの時間が掛かってしまいます。

このようなケースをローリスク起業というのは、違います。

時間というリスク要素が検討されていません。

この場合は、時間リスクを勘案すると、ハイリスクな起業と言えます。

実際、起業した人は、軌道に乗るまで、長い間不安定な生活を余儀なくされ、

軌道に乗る確率も低いものとなります。

ローリスク起業を謳う本には、時間リスクの概念が入っていません。

年商1000万円の事業にするには、

10万円の資金で、長い時間をかけるのか、

100万円の資金で、一定の時間をかけるのか

1000万円の資金で、短期間で達成するのか

起業家には、選択肢がありますが、

リスクを回避する方法はありません。

常に起業にはリスクがつきものなのです。

自分のコントロールできるリスクをあえてとり、

制御できないリスクを極力減らすことが大切です。

開業資金が一定ある40代の脱サラ起業の場合には、時間リスクはとってはいけないリスクです。

生活資金がかなりかかり、数年間軌道に乗るのが遅れると、生活に大きな支障をきたすからです。

また、定年退職後の起業にも儲けたいのであれば、時間リスクはとってはいけません。

働ける期間が少ないので、軌道に乗る前に終わってしまうからです。

どちらの場合も、あえて資金リスクをとり、時間リスクを最小限に抑えることが必要です。

時間リスクを意識することで、自分に合った起業の仕方が見えてくると思います。

起業にもやっぱり「いい話」はありませんね。

福祉の見直し

鈴木です。

最近ブログの読者が、どんどん増えてきました。

うれしいことです。

これからも、もっともっと発信していきたいと思います。

大阪府の1100億円の財政再建策に注目しています。

最近は、財政再建を優先して、福祉予算をも削減する橋下知事

自分たちの補助金を守りたい福祉関係者の対立が目立ちます。

どちらにも一理あります。

将来の世代に、大きな借金を残すことができないと考える橋下知事の考え方は、当然です。

また、福祉の補助金が、障害者などの困っている人に有効に使われていて、

生活に必要不可欠になっていることも現実でしょう。

片方だけの意見を聴いても、そちらの意見に偏るだけで、解決に繋がりません。

私たちがまず認識しなければならないのは、どちらも正しいということ

そういうことってよく起こります。

つい、問題を簡単に考えて、どちらかが間違っていると思いたくなりますが、

それは現実的ではありません。

今回の場合も、どちらも正しい、というところから議論を始めないと、

いい知恵も湧かず、相手を非難することに終始することになってしまいます。

私は、福祉という概念をもう一度見直すべきだと思っています。

本人・家族の相応の努力をもってしても、解決できないところに限定するべきだと考えます。

たとえば、病気で治療をあえて受けない人、アルコール中毒で飲酒を止めない人、無謀な運転で大怪我した人、タバコを吸って肺ガンになった人

社会全体の福祉で支えていく必要があるのかが、大いに疑問です。

福祉の範囲を限定することで、少ない予算でも、

より有効に、本当に必要な人を手厚く支えることができると思います。

七転八起

鈴木です。

以前、まっすぐ生きる っていうことをブログに書きました。

自分の感性に従って、全力で生きるってことです。

簡単そうに聞こえるかもしれませんが、社会人では結構大変です。

それは、たくさん転ぶってことも意味しているからです。

七転八起と言いますが、私はこれからも何度も転ぶことと思います。

周りの人も巻き添えにすることもあるかもしれません。

障害物があっても、まっすぐ進んで、転ぶというのは、かなりの覚悟が要りました。

転ぶことが大変だということも、私なりに知っているからです。

それでも、転んで立ち上がることは、自分の成長に繋がると信じて、

まっすぐに行く道を選びました。

短い人生、自分の可能性を信じ続けたいと思っています。

リーダーに何を求めるか

鈴木です。

日本は他の先進国と比べて、開業率が低いと言われています。

起業が少ないことは、その国の成長力に直結することですから、

少子化とともに大きな問題です。

日本の教育はリーダーシップが醸成されにくい教育システムだと思います。

基本的に横並び、底上げ方式で、

同じような価値観、能力を持った人間を大量に生産するしくみとも言えます。

突出する才覚は、十分評価されず、いじめの対象にすらなるので、

できるだけ周りの人と同じだということを強調しながら、学生生活を送ることになります。

大事な10代に、そのような生活を強いられると、

他人と違う自分の意見を言うことでさえ、難しくなります。

均一した価値観のなかでは、求められるリーダー像もおのずと決まってきます。

自分たちと価値観を共有できる、理解しやすいのリーダーを求めます。

理想の上司の1位となった、古田さん(ヤクルトスワローズ元監督)が一例でしょう。

いかにも、物分りの良さそうな雰囲気です。

私は、リーダーに求められるのは、ミッション(使命)に対する結果だと思っています。

しかし、日本人は、結果よりも、自分にとってのメリットで、リーダーを評価します。

会社の場合も同様です。

働きやすくしてくれたか、給料を上げてくれたか、自分にとって理解しやすいか

日本の社長は、その求められるところに従って、どうしても内向きになります。

社員に、その人のメリットを最優先することを求められるからです。

反面、社長が内向きの仕事をすることは、

そのまま、会社の競争力の低下に繋がります。

私の実感としても、物分りの良い社長は、良い業績を残せません。

社員にとって物分りのいい社長では、会社はいとも簡単につぶれてしまうのです。

少し考えてみれば、当然です。

社員は、脱サラ起業しても、ほとんど成功しません。
(起業半年後に半分つぶれ、10年後に6%しか残っていません)

社員に理解されやすいような経営センスで社長業を行っても、

つぶれるのが当然だということです。


社員に理解されやすいことを実践して、会社が存続していくのであれば、

こんな楽なことはないですが、現実は共倒れとなってしまうのです。

いい縁がありますように・・・

鈴木です。

昨日は、興梠さんが初登場してくれました。

彼女は何事も前向きな明るい性格で、

そんな仲間を増やして欲しいという思いを込めて、一次面接の面接官を任せました。

初めての大任なので、どうなるかは少し不安ですが、

応募者には、会社の雰囲気を掴んでもらいやすいと思います。

人材コーディネーターは、人柄重視です。

正社員の紹介業務を経験している人は、ほぼ皆無なので、応募者は全員未経験です。

経験やスキルよりも、人柄を中心に選考する予定です。

明るい人、チャレンジ精神のある人、陰口を言わない人、素直な人、

がうちの会社には合っています。

いい縁がありますように・・・

いい会社って?

鈴木です。

今日はお昼休みにブログを書いています。

うちの会社は、御堂筋沿いの北御堂というお寺の向かいにあります。

疲れたときにお寺を眺めると、リフレッシュできます。

今日は通勤電車で、社員の給与水準をなかなか上げられないな~、と考え込んでいました。

私が社員を雇い始めたのは、10年ほど前。

その頃は、本当に低水準で、よく来てくれたな、と今になって思います。

現在は、上がってはきたものの、まだまだ私のイメージとは遠く、

その差を埋めることが経営課題のひとつです。

今の社員が、10年、20年と在籍して、

最終的に良かったと言ってもらえるようにすることは、意外と難しく、

それができる会社が、私が思ういい会社です。

理想の山は高いですが、何事も一歩ずつですよね。

外国人単純労働者の受け入れ議論開始

鈴木です。

週半ばになってくると、疲れてきますね。
あと、2日頑張りましょう。

さて、今日の新聞で、外国人の単純労働者の受け入れが前向きに議論され始めた、

と載っていました。

人口減少社会の日本の危機を救うには、海外からの人材受け入れ以外にない、

と自民党がとりまとめた、となっています。

やはり外国人を受け入れは不可避となっていくようです。

単純労働者を受け入れた場合、

最も懸念される問題が、日本人労働者の賃金の低下です。

すでにアメリカやイギリスなどの諸外国でも問題になっていますが、

それをうまく解決する策がありません。

労働市場に任せておいたら、低下するのは必定なので、

スタートから何らかの規制をかけることが望ましい。

外国人を雇用する会社に、一人雇用するにあたり、一定の税金を課すのは、どうだろう。

例えば、月給の想定が、

日本人労働者で25万円、外国人労働者で10万円の場合、

会社は差額の残り15万円を税金として納める。

もちろん税金は、外国人労働者の医療や教育などの福祉に使われる。

給与差額となる税率は、職種や地域性を勘案して、定めてもよい。

制度の導入で、忘れられてしまいがちな損失を被る人たち。

今回の場合は、ブルーワーカー。

後期高齢者の医療制度のような問題が起こらないように、始めから十分議論したい。

「こゝろ」 (夏目漱石) 一日後

おつかれさまです。鈴木です。

昨日読んだ、夏目漱石の「こゝろ」
一晩寝ると、また違う印象になってきました。

私は、何か違和感を感じたり、理解できなかったときに、そのまま保持するようにしています。

自分なりに理解しようとすると、自分の過去の経験に無理やり当てはめてしまうことになり、
本質を違うように解釈してしまうからです。

昨日の違和感は、
主人公が最後に、遺される妻を気遣って、真相を話さずに自殺するところ。

美談として、幕を閉じていますが、本当にそうなのか?

思考を一晩熟成することで、疑問が湧いてきました。

主人公自身も、親友が恋に破れた真相を遺書にしたためずに、自殺したことで、長い間苦しみました。

美談なのは、自殺した当人だけであって、遺された人には、悲劇だという事実。

しかも、それが無意味に繰り返されていること。

漱石は、純真さに潜む残酷さを描いたように思えてきました。

真相を明かして、相手が苦しむのを見るのは、辛いものです。

そんな役は、誰だってするのは、嫌です。

真相を明かさないのは、相手を思いやった優しさでなく、

自己保身であると、語りかけているように思えます。

主人公の妻は、何度も「何も言ってくれないのよ」と困惑しています。

この小説の続きがあるとすれば、それは妻の自殺かもしれません。

こういうのを、因縁というのでしょうか。
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