東 周平

再現性を高める3つの方針

東(アズマ)です。
仕事をする上で、「再現性」というのはとにかく重要になってきます。
たまたま成功して、たまたま失敗する……という状態だと、「本当にこの人/この会社に仕事を任せられるのか」と不安に思われてしまいます。
 
ここでは、「(特にクラシック曲の)ピアノの演奏」における再現性になぞらえて、再現性を高める3つの方針を紹介します。

①一定のやり方・ルールを決めて、実行する

ピアノを弾くときでいうと、以下のような要素は大体決めています。
 

  • 椅子の高さや位置
  • 足の位置・動かし方
  • 上体の動かし方
  • 腕の動かし方
  • 手・指の動かし方、指順

 
弾くたびに「なんとなく」で変えてしまうと、それでミスが増えないか・理想の演奏に近づく奏法なのかがわからなくなってしまいます。

②周りの変化に依存しない要素を基準にする

①で何かを決める上で大事なのは、「本当に変えなくて良い要素を固定する」ことです。
ピアノを弾くときで言うと……
 

  • 鍵盤の(体感の)重さ、ペダルのかかり具合、音色 → ピアノや会場によって異なる
  • どのくらいの打鍵スピードでどのくらいの音量を出すか → 同上
  • どのくらいのテンポ・音量の流れで演奏するか → その時の曲の解釈・気分で異なる

 
上記のような要素は、固定するのが難しい(しようとしても上手くいかない)です。
「こういう音を出したいときは、こういう風に体を動かす」
「どんなピアノでも、こういう弾き方(指先に感じる重さやペダルを踏んだ時の聞こえ具合)をするとこういう音が出る」
というような要素を捉えに行くのが大事です。
 
(全く同じ気分・全く同じ会場・全く同じピアノで弾くことなんて無いので、だからこそ、周りの変化に合わせた演奏ができるような再現性が重要です)
 

③目標・理想を考えて、そことのズレを測る

 
②で基準を考える上で絶対に死守しなければならない基準が、「目標・理想」です。
これを見失って、どんな演奏が良いんだかわからない・そもそもこの曲のどこが良い曲なのかもわからない……
という状態で練習を繰り返すのはしんどいし効果が薄いです。
 
目指す地点を考えて(例えばyoutubeやCDなどで他の人の演奏を聞いたり自分で楽譜を読んでイメージを膨らませたりして)、そういう演奏をするための方法を考えて、弾けない要素・課題があればそこを再現性のある方法で解決する……というステップが大事です。


以上の方針で再現性を高めて、良い仕事・良い演奏を目指していきましょう!!