【プロが解説】カーポートの設置場所はどう決める? 事前の確認事項を解説します!
更新日:2026年7月23日
「敷地を最大限に生かして、なるべく境界のギリギリにカーポートを建てたい」
カーポートの設置を検討する際、多くの方がそのように希望されます。
しかし、敷地内にギリギリ収まる商品を選んでしまうと、地中の基礎に干渉したり各種法規制に引っかかったりなど、後から不備が発覚する可能性があります。
この記事では、カーポートの設置場所を決める際、見落としがちな確認事項を解説します。
カーポートの設置場所を決める際の注意点
隣地境界からの距離
民法において、隣地の境界からは50cm離して設置する規定があります。
駐車スペースが狭く50cm離すことが難しい場合は、事前に隣家の方へ事情を話し、承諾を得てから着工しましょう。
事前の相談がスムーズな工事・後からのトラブル回避につながります。
基礎の物理的干渉
屋根の大きさ・設置位置だけでなく、柱の基礎の大きさを考慮して設置位置を決めましょう。
実際に地面を掘ると、以下のような障害物に干渉してしまい、計画変更が必要となる場合があります。
- 既存のブロック塀や住宅の基礎
- エアコンの室外機の位置
- 地中の下水や配管
掘削後の変更は手間も掛かる上、確認申請の手続きがやり直しになることもあるため、事前に基礎を含めた全体サイズで設置位置を検討しましょう。
住宅の採光要件
既存住宅の窓との位置関係も確認が必要です。
住宅には、人が過ごす居室に十分な光が入るようにするための「採光要件」という規制があります。
窓のギリギリにカーポートを建てると採光に影響が出るため、窓から一定の距離の確保が求められるケースが多いです。
カーポートだけでなく、既存住宅が要件を満たせるように、設置位置を決めましょう。
他の各種規制
一般的な規制に加えて、地域特有の規制も確認しましょう。
- 地区計画のルール
- 市町村ごとの条例
スムーズなカーポート設置のため、地域特有の規制も考慮して設置位置を決定しましょう。
まとめ
カーポートの設置においては、「隣地境界からの距離」「基礎の干渉」「採光要件」「その他の地域規制」という注意点をクリアします。
お客様へ適切なご提案をし、スムーズに工事を進めるためにも、着工前にしっかりと確認を行いましょう。
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建築確認申請は、工事の前に行う手続きです。申請が遅れることで、カーポートの設置も遅れることとなります。
そのため、「スピード感」が重要となります。
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また、書類の作成から申請まで、一括して弊社が行いますので、お客様は自社の業務に集中して取り組んでいただくことが可能です。

最後に
「カーポートくらいなら、申請なんていらないでしょ?」という常識は、もう通用しない時代になってきました。
2025年の建築基準法改正によって、10㎡を超えるサイズや防火地域での設置、母屋とつながっているタイプのカーポートは、原則として確認申請が必要に。
さらに、地域の気候(強風・積雪)によっては、安全性のチェックもバッチリ求められます。
この記事の監修者

井浪 竜馬

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