永住ビザ
永住ビザのメリット
永住権を取得するメリットとして、以下が挙げられます。
メリット①在留資格の更新が不要
それぞれの在留資格には在留期間があり、在留期間が過ぎる前に更新申請を行う必要があります。長期で日本に在留を希望されている外国人にとっては、在留期間の更新の手続きだけでも多くの時間と手間を割くことになります。
しかし永住権を取得すれば、在留資格の更新は不要となります。(ただし、7年に一度新しい在留カードへの交換を行う必要はあります)
メリット②就労や会社経営を行うにあたり、制限がなくなる
「技術・人文知識・国際業務」の在留資格をお持ちの方からよくいただく声が、
「キャリアアップのために転職したいけど、今のビザで出来る仕事を考えると転職ができない」
「日本での会社経営に興味があるけど、経営・管理の在留資格はハードルが高い…」
というものです。
永住権を取得すれば就労制限が無くなり、自由に働くことが可能となります。また会社経営についても資本金や事務所の制限なく、ハードルが低くなります。
メリット③扶養する家族の就労制限が緩和される
基本的に、「技術・人文知識・国際業務」をお持ちの方が配偶者やお子様を日本に連れてくる場合は「家族滞在」の在留資格を取得する必要があります。「家族滞在」では資格外活動の許可を受けた上で、週28時間以内の労働時間の制限があり、アルバイトしか行うことができません。
永住権を取得すれば、配偶者の方は「永住者の配偶者等」に在留資格を変更することで、就労制限が無くなりますので、日本で行う仕事の選択肢が大きく広がります。
メリット④住宅ローンを組みやすくなる
日本に住む外国人の方が悩まれていることの一つにマイホームの購入があります。マイホームの購入には住宅ローンを組むことが多いですが、銀行側にとって永住権を取得されていない方は在留資格の期限が定められており、本国に帰国するリスクがあります。住宅ローンは長期間の返済になるため、銀行も外国人に対し融資を行いにくいという事情があります。
永住権を取得することで、日本人と同等の扱いになるため住宅ローンを組みやすくなります。