市街化調整区域での戸建て建築事例2
建築予定地のデータ
都市計画区分:市街化調整区域
土地地目:田
地先に水路あり
水路は、人や車が出入りできるように、フタをして橋を架ける必要あり
必要になる許認可
・開発許可
・農地転用
・道路使用許可
・道路占用許可
・法定外公共物占用許可
開発許可と農地転用
本物件は市街化調整区域にあり、宅地造成に際して
土地の区画形質の変更を伴う開発行為が必要であったため、開発許可を取る必要がありました。
また、本土地の地目が田んぼであったため、農地転用許可も必要となりました。
排水設備の設置に伴う許可
排水に関して、写真のように本物件では地先の水路に流すことになります。
まず、水路の上に橋を架ける場合は、水路占用(法定外公共物占用)許可が必要になります。
この場合、橋の占用幅は原則4mまでとされており、それ以上広げたい場合は、個別に協議する必要があります。
また、橋には転落防止柵を設けるなど、いくつかの法令制限があります。