星野 恵里香

デイビッド・コルブの4つの学習タイプ

4月に新しく入社した星野です。

入社してから、多くの先輩たちに毎日様々なことを教えていただいています。

その中でも、最近研修で教えていただいた、コルブの学習スタイル理論についてご紹介します。

◆ コルブの学習モデルとは?

コルブは「人は経験から学ぶ」という前提のもと、学習は次の4つのプロセスを循環すると提唱しました:

  1. 具体的経験(Concrete Experience)
  2. 内省的観察(Reflective Observation)
  3. 抽象的概念化(Abstract Conceptualization)
  4. 能動的実験(Active Experimentation)

そして、この4つのプロセスのどこを重視するかによって、学習タイプを以下の4つに分類しています。

① 経験型(Diverging/ディバージング)

  • 特徴:観察が得意で、感情にも敏感。人の話をよく聞き、共感力が高い。
  • 強み:チームの調和を保つ、アイデアを広げる。
  • こんな人に多い:カウンセラー、教師、デザイナーなど。

② 考察型(Assimilating/アシミレーティング)

  • 特徴:理論や論理的な分析が得意。情報を整理して理解することが好き。
  • 強み:計画や戦略を立てる、問題を理論的に捉える。
  • こんな人に多い:研究者、エンジニア、企画職など。

③ 実践型(Converging/コンバージング)

  • 特徴:理論を現実に応用するのが得意。効率や実行重視。
  • 強み:問題解決能力が高く、行動が速い。
  • こんな人に多い:技術者、起業家、営業職など。

④ 活動型(Accommodating/アコモデーティング)

  • 特徴:直感で動き、柔軟に対応できる。人と関わるのが好き。
  • 強み:実行力・行動力があり、変化にも強い。
  • こんな人に多い:営業、接客、リーダータイプなど。

のタイプが優れているということはありません。大切なのは、自分の傾向を知り、それを仕事や学び方に活かすことです。

自己理解を深めていって、自分にとってどの学習スタイルが最も合っているのか、探索しようと思います。

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