【IT導入補助金】GビズIDプライムとSECURITY ACTIONとは?
投稿日:2025年8月27日
こんにちは、IT導入補助金チームです!
8月27日、新宿区は快晴です!毎日ひどい暑さですが、こまめな水分補給で体調万全でいきましょう☆彡
さて今回は、、「GビズIDプライム」と「SECURITY ACTION」についてお話していこうと思います。
はじめに
交付申請する際に最初に出てきがちな用語、「GビズIDプライム」と「SECURITY ACTION」ですが、
まずこれらは一体何なのか説明していきます。
1. GビズIDプライム
すべての事業者が登録することができる共通認証システムです。
これはIT導入補助金に限らず、様々な行政サービスのログインに使用されており、1度取得すれば更新等はなく、ずっと同じアカウントを利用することができます。
GビズIDにはプライム・メンバー・エントリーと3つの種類があり、本補助金ではGビズIDプライムを取得する必要があります。
メンバーは従業員を対象としたものなので、あまり出てくることはありません。
ここではプライムとエントリーについて違いを説明します。

プライムの発行方法には①オンライン申請と②書類郵送申請の2種類あり、
①はマイナンバーカードを所持している場合に可能で、即日で審査が完了します。
②はマイナンバーカードを持っていない場合に印鑑証明書を郵送し所得する方法で、2週間ほど要します。
プライムの取得方法に関してはこちらで確認することができます。
2. SECURITY ACTION
中小企業自らが、情報セキュリティ対策に取組むことを自己宣言する制度です。
SECURITY ACTIONには一つ星と二つ星の2種類の宣言が存在します。

取組段階は二つ星の方が上ですが、特にどちらの方が高く評価されるといった記載は見当たりません。
一つ星は、これから「情報セキュリティ5か条」に取組むことを宣言するものであり、対策実施前でも申込みが可能です。
二つ星は、「5分でできる!情報セキュリティ自社診断」と「情報セキュリティ基本方針」を策定し、外部公開した上で、情報セキュリティ対策に取り組むことを宣言するものです。
こちらは2種ともに自己宣言IDの取得に1週間ほど要します。
申請方法はこちらからオンライン申請となります。
注意点
「GビズIDプライム」と「SECURITY ACTION」は、スケジュール管理に注意が必要です。
考えられる事例としては、
●GビズIDプライムを取得しているつもりだったが、エントリーとの違いを理解しておらず、エントリーの取得しかできていなかった。
●GビズIDプライムは即日発行だと思っていたが、マイナンバーカードを所持していないので、郵送申請しかできず、交付申請締切ぎりぎりにやっと取得できた。
●自己宣言IDをすぐに取れるものだと思って後回しにしたら間に合わず、申請不可。
十分にあり得る事例です。
このようなことにならないよう、申請することを決めたら、まず最初にこの2点に取り組むことがおすすめです!
さいごに
円滑な交付申請の為には、このような事前準備が重要になってきます。
「GビズIDプライム」と「SECURITY ACTION」は無いと申請自体ができず、意外と落とし穴となるので、
この記事を読んで早めのご対応をしてくださると嬉しいです!