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「質問書」・・・油断ならない存在です!

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岸本です。
 
国際結婚されて配偶者のビザを申請するときに書く「質問書」。
これが結構クセモノであることをお話しします。
 
この「質問書」には、結婚までの経緯やお互いの言葉でのコミュニケーション、お互いの国の行き来や家族について書くことになっています。
 
この書面を書く過程ではお互いに話し合って書くことになりますし、
わからないところは本人に確認することをおすすめします。
 
もちろんウソを書くことは審査が不利になることもありますので、
絶対にやめましょう。
 
ゆくゆくなのですが、配偶者の永住ビザ申請をする時にも、
この「質問書」を確認されます。
 
永住申請の審査は、入国管理局にある全ての書類を確認し、
親族関係も調べられるようです。
 
その中で、矛盾点が出ると審査が不許可になります。
 
この様な事例にあたってしまい、事実関係を確認をしたところ、
作成した日本人のご主人が「そんな風に書いた記憶はない。
適当に書いたかも知れない。」とのこと。
 
これでは、今後の再申請の芽も潰しかねない状況になります。
 
たかが「質問書」でなく、されど「質問書」なのです。