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旅客運送事業を営むために同事業の申請書を提出した事業者は、

通常、申請月の翌月に法令試験を受験してパスしなければなりません。

 

この役員の法令試験は、30問中8割以上で合格となり、不合格だと再試験となり、

2回続けて試験に通らなかった場合、申請を取り下げて再申請しなければならないとか。

 

ちなみに、試験範囲は以下の通りです。

 

① 道路運送法

② 道路運送法施行令

③ 道路運送法施行規則

④ 旅客自動車運送事業用自動車の運転者の要件に関する政令

⑤ 旅客自動車運送事業運輸規則

⑥ 旅客自動車運送事業等報告規則

⑦ 道路運送車両法

⑧ 道路運送車両法施行規則

⑨ 自動車事故報告規則

⑩ 一般貸切旅客自動車運送事業標準運送約款

⑪ 一般貸切旅客自動車運送事業運賃・料金

⑫ その他一般貸切旅客自動車運送事業の遂行に必要となる法令等

 

問題は、○×か語群選択方式ですが、自動車の運転免許と同様、全く勉強をしないで試験に臨むとかなりの確率で不合格となります。

不合格となると翌月再試験を受験しなければならず、審査も先に進まないため、

その分許可を経るまでにかかる審査期間も長くなってしまいます。