三瓶 良輔

「完璧」なリーダーは必要か

image_print

 

 

 

 

 
秋葉原支店の三瓶です。
最近、2~3年目のメンバーに研修する機会があり、
チームの作り方や育成に対する考え方について話しました。

それぞれ目指すべきリーダー像みたいなのがあると思うのですが、
よく起こりがちなのが「完璧」なリーダーを目指してしまうことです。

・部下に失敗を見られたくない
・部下にできない人だと思われたくない
・部下から聞かれたことに必ず答えたい
・部下を自分が思う理想像に育成したい
・自分の間違いを認めて部下に謝れない
・部下よりも前に出て、自分が活躍しなければいけない

誰しもリーダーを目指そうとすると、失敗しちゃいけない、いい所を見せなきゃいけないと考えがちですが、
そこを目指せば目指すほど、部下が離れていくリーダーになってしまう気がしています。

そして何より、完璧にしようとすればするほど、部下を成長させる機会を奪っていくことになる気がしています。

私は、チームのリーダーは、先頭に立って自身が活躍するだけでは意味がないと思っています。
自分も活躍したうえで、人を育てられてこそリーダーといえると思っています。

そのためには、リーダー自身が完璧であろうとせずに、できないことがあってもいい、
失敗や間違ったりしてもいいくらいの気持ちを持つ必要があると思います。
そして何かあった場合には素直に自分の非を認められることが大切だと思います。

これからリーダーになる人たちは、ぜひ「完璧」を目指さずに、
人を伸ばせるリーダーを目指してほしいです。