清水 侑

距離感によって相手に求めるものは違う

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こんにちは。秋葉原支店の清水です。

距離感によって、相手に求めるものは違うという話です。

最近、ツイッターである投稿が目に留まりました。

「(西日本豪雨を受けて)震災でわかったのは、
「優しい人」と思っていた人が実は「弱い人」で、
「弱い人」だと思っていた人が実は「強くて優しい人」
だったということ。この違いは平時ではわからない」

僕は、そういう場合もあると納得したし、「いいね」を
したんですが(そうじゃない場合もあるのだけれど)、
その一方で、このツイートをした人がおそらく言いたかったであろう
「平時じゃない時にわかる『本当の強さと優しさ』が大切だ」という
メッセージに若干の違和感を覚えたのも確かで、

相手にどこまでの人格性を求めるかは、その相手との距離感で 決まるんじゃないかって思うんです。

例えばみなさんは、普段良く接するけどそれほど親しく
ない相手はたくさんいると思うんですが、その人たち全員に
「非常事態に発揮される高度な人格性」を求めるのは酷だし、
必要性もないんじゃないかってことなんです。

だけど、家族、恋人、親友、ビジネスパートナーなんかは、
距離感が近く、人生を共にする時間も長く、重要度も高い。

もし何らかの非常事態になった時には、その人の「非常事態に
発揮される人格性」が重要になるので、上記の『本当の強さと
優しさ』っていうものをよく考えておくほうが良いよって
思ってるんです。

もちろん、このツイートをした人とその相手との関係性は
わからないから、あくまで「それほど親密でないご近所さん
や同僚レベル」っていう想定だし、

相手も同じように自分を見てるし、距離感が遠いから
何かあっても冷たい態度を取っていいってことじゃないけど、

距離感が近くない人に、それほど多くを求めないほうが、
人間関係の作り方として適切かなって思ったりします。